12年ぶりに車を購入するにあたり、
以前と事情が違いびっくりすることがありました。
ネットで調べて勉強しても、あれこれ多すぎてキリがないくらい。
メモ書きとして残します。下線部は参考URLのリンクになっています。
【T社販売店と値引きの事情】
今回T社ディーラーに寄ったところ、即決条件でかなりの値引き提示がありました。
ネットで調べると、以下の事情があるようです。
・T社の販売会社網は4つあり(T店、Tペット店、Cローラ店、Nッツ店)+高級車Lクサス店
販売する車種を別々にして競合を避けていたが、
・結果、T社の4つの販売会社同士で、見積を競合(共食い)させる客が続出。
Yリス①とYリス②とYリス③とYリス④で価格を競わせる、なんてカオスなことが可能に。
ディーラーは来店客を引き留めるため一発値引き勝負?
そして、先週のニュース。(Yahooニュース)
「T社、3兆円超す国内販売店の資金調達を集約へ-金融子会社が一括」
販社4つで互いに競わせて、最後に一本化するつもりでしょうか。
【残価設定ローン】
新しい方式「残価設定ローン」の購入が増えているそうです。
私は興味がないので詳しく書きませんが、ディーラーが少し有利な仕組みのようです。
数学的なトリックを感じます。
YouTubeで解説動画が多数上がっているので、見ると面白いかもしれません。
一方、カーローンの審査が通らない時、残価設定ローンならば通る場合もあるそうで
納得して利用すれば購入方法の一つと思います。
【カーナビの変化】
「カーナビを取付せず、スマホのナビアプリで済ます」というユーザーが増えているそうです。
カーナビは高価だし、スマホならば地図更新がタダなので。
車メーカーも追従、新車に「ディスプレイオーディオ」というモニタを強制装備して
スマホと連携、社外ナビを排除する傾向にあります。
しかしスマホのナビは欠点があり、
・ディスプレイオーディオにスマホを接続・リンクするのが手間(未だ有線式の物も)
・専用アプリはiPhone中心、Androidスマホでは不安定な場合が。
・スマホの電波が届かない山間部や、回線障害で使えなくなる
・車体の速度信号を拾えないため、GPS電波が受信できないトンネル等で誤差
・通信料を消費する
中高年齢層を中心にまだまだカーナビの販売台数は多いようです。
【ETCの事情】
ETC車載器には二つの注意点があります。
・2022年12月にごく一部の機種、2030年に古い機種が使えなくなる
・実はETC2.0のメリットは少ない、従来規格のETC機種も並売中
「古いETCが使えなくなる」は事実ですが、多くの旧機種は2030年まで使用可能です。
名前をよく聞くETC2.0は一部の高速料金やICの一時退出で優遇がある程度で
メリットが少なく、2020年末の統計で普及率は1割以下らしいです。
ETC2.0車載器とETC車載器の値段差は3~4倍ほど。一考の余地があります。
【ハイブリッド車かガソリンエンジン車か】
昔、「ハイブリッド車の価格差を、燃費で元を取るには16万km走行が必要」なんて試算が
話題になっていました。
現在はどうでしょう?注意点は以下。
・ハイブリッド車とガソリン車の価格差は縮まっている。30万円差ほどの車種も。
・燃費差は車種によるが、目安1.3~1.5倍。市街地ほどハイブリッドが有利。
・ハイブリッド車は税金が若干有利。
・将来売却する時の下取り値が、ハイブリッド車は有利な可能性。
トータルで見ると、ハイブリッド車の敷居は下がっているように感じます。
モーター駆動による加速は好評なようで、コスパより乗り味で選ぶ時期かもしれません。
【インターネットで情報収集】
今回私が車を購入した時、YouTube動画での情報収集が8割以上でした。
目的の車種と競合車種・雑学含めて、解説動画を数十本見たような。
ユーザー目線で内装・外装を紹介する動画や、
競合車種やグレード違いの二台を並べて比較する動画が多く、とても参考になりました。
メーカーの公式サイトより、YouTubeの方が余程分かりやすかったです。
ただし注意点。ユーチューバーの仕事は「褒めること」。とにかく車を褒めて、否定しない。
その方が再生数=収益が上がるので。
YouTube動画は車の「良いポイント」を見つける方法として使うべきです。
逆に否定的意見は、5ch.netが健在でした。
実際に買った人の不満点や、トラブル情報、リアルタイムの納車状況など。
トイレの落書きなどと揶揄されますが、根拠ある内容も多いので
失敗しないための噂話として一度目を通すことをお勧めします。
長文になりましたが、以上です。