先々週からWi-Fiルーターを買い替えて、自分なりに試しています。
知識がないため間違いや理解の怪しい部分があるかもしれません、ご了承ください。
で、まあ普通にWi-Fi接続して使えているのですが、
実際にヨソのルーターの電波とどうやって共存しているのか、気になります。
有名なアプリで「Wi-Fi Analyzer」というWi-Fiアクセスポイントを視覚化するツール
を、使ってみました。
同名でAndroid用、iPhone用、無料有料などいくつかのアプリがありますが
今回は定評あるWindows向けのフリー版を試しました。
WiFi Analyzer - Microsoft Store アプリ
さらに、
①今回買ったバッファローのWi-Fiルーター、②古いWi-Fiルーター、③スマホのテザリング と
自宅に3本のアクセスポイントを立てて、競合しないか見てみたいと思います。
まず①バッファローのWi-Fiルーター、1台を接続した状態です。
縦軸が電波の強さ、横軸がWi-Fi 2.4GHzのチャンネル。
見える電波はウチのが1、近所が16の17個。
みっちみちですわ。
チャンネルについて、あちこち調べました。
2.4GHzでは1ch~14chまであるのですが、14ch目は古い規格でほぼ使われておらず。
それでも13チャンネルもあれば分散できるじゃない?と思ったら
1つのWi-Fi電波が22MHz幅=上下2ch幅の4ch帯域を食い潰すので、
実質干渉なしでは3チャンネル分しか使えないらしいです。
そして、あちこちに書かれている「1-6-11ch安定」という話に落ち着くようです。
実際に上の画像を見ても、1chと11chに電波が身を寄せ合って、
6ch前後にはぐれスライムみたいな電波が、落ち着きなく居ると思います。
私からすれば「チャンネル丸かぶりより、1~2chでも周波数の山がずれた方が・・・」
と思うのですが、逆らしくて
むしろWi-Fiは同じチャンネルに山をぶつけた方が安定するらしいです。
デジタル無線はそういう物なんでしょうか。根拠を少し調べましたが見つかりませんでした。
それでは、2台目、3台目のWi-Fiアクセスポイントを増やしてみましょう。
②以前使っていた古いWi-Fiルーターを追加。
自動設定のままだと、見事に1chに丸かぶりしました。
そんなに1chが好きなのか、お前たち?
まあWi-Fi接続がちゃんと使えればいいのですが、素人の目にも不安を感じます。
③スマホのテザリング機能をオンに。
自動設定が、7chという微妙な位置に陣取りました。
帯域がズレつつかぶるのが良くない、という説によると、これはどうなんでしょう?
他の電波と端が重なって、落ち着かないように見えます。
ほとんどのルーターで動作している「チャンネル自動設定」、
困ったことに一度位置決めすると、ルーターの電源オフオンするまで変わらないそうです。
不安定な時Wi-Fiルーターをオフオンすると安定する、というのはこれかもしれません。
また300Mbpsとか倍速モードと呼ばれる高速通信、デュアルチャネルを使うと
占有周波数帯域が20MHzから40MHzと倍になり(8chを食い潰すデブスライムが現れる)
ますますみっちみちになるようです。
2.4GHzのWi-Fi規格は、状況によりもう限界に近いのかもしれません。
出来ることから変更してみます。
②古いWi-Fiルーターのチャンネル設定を、自動から11ch固定にしてみました。
1chのかぶりが、回避できました。
しかし③スマホのテザリングは、7chに居るままです。
慌てず、スマホのテザリング機能を「オフオン」してみました。
今度は自動で6chに落ち着きました。
(1-6-11chで安定)
効果はわかりませんが、理屈通りのこの設定で、しばらく使ってみようと思います。
最後に、①バッファローのWi-Fiルーターの電波強度が
他所の電波に負けそうに見えたので
前回弱めた送信出力を、25%→50%に上げておきました。おまじないです。
以上、理解できない部分も多いですが
Wi-Fiの2.4GHzの電波がみっちみちであること、自動設定で使えるけど
若干心配なことがわかりました。
自分も知識が少ないので、とりあえず使って様子を見ながら
支障あれば調べつつ設定を直していきたいと思います。
またESP32は2.4GHz接続のみですが、パソコンやスマホは5GHz接続を検討していきたいです。
おしまい。