竹の花の話 その後 | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

梅雨だか何だかはっきりしない天気が続きますね。

暑い日と涼しい日が混在です。

 

 

 

 

電子工作で、デジタルで音を出力する「I2S」をこまごまと試しています。

部品3種類=PCM5102A、UDA1334A、CS4344を鳴らして音を比較、

ESP32マイコンから20Hz~20kHzの正弦波を送って、オシロで波形を見たり。

 

 

 

このうちCS4344は「ESP32では、どうあがいても仕様上使えない」と判断しました。

(私の理解が間違っているかもしれません)

MCLK=マスタークロックという同期信号が必要ですが、ESP32のクロック出力40MHzと

周波数が合わず、同期できないようです。

部品間の体内時計がズレている感じですかね。音は出ますがえらく歪んでいます。

 

日本国内の動作例は見つからず、海外の英文サイトでMCLKに苦戦する情報が散見されるのみ。

結論に辿り着くまで一週間ほどかかりました。

 

 

 

 

 

さて、竹の花の話。

 

以前ブログに、実家の竹藪でレアな「竹の花」が咲いたことを書きました。

 

 

 

 

 

竹の花の写真イメージ(農水省HPより)

コロナ渦で帰省できなかったので、自分は実物を見ていません。

 

 

 

実家に電話して「その後、竹藪はどう?」と聞いたところ、

全体的にひしゃげて折り重なるように倒れている、本当に枯れているとのことでした。

 

 

 

花が咲いた後の竹藪のイメージ(農水省HPより)

 

 

父がいろいろ調べたようで、以下の話を教えてくれました。

 

・竹は種から生えて、根付いたあとは地下茎で増えていく。

 竹藪一つ分が、同じ地下茎でつながった巨大なファミリー。

100年前後経つと花が咲き、竹藪ファミリーごと一気に枯れる

・花が咲く周期は竹の種類によって決まり、孟宗竹=約60年、真竹・淡竹=120年。

・多少年が前後しつつも、日本中で同種が同時に開花して、枯れていく

 

ネットで調べると、たしかに2020年頃から淡竹の花の目撃情報や、

竹藪が急に枯れたという話が全国で急増しています。

シンクロしすぎだろ、と・・・。

 

 

120年という周期、あまりにスパンが長すぎて目撃者がいなかったり、文献も少ないようです。

しかし、実家の水田が竹藪に変わったと伝え聞く時期が、亡き祖母のさらに上の世代なので

だいたい120年前に一致します。

 

父いわく「全国の竹が体内時計で数えて同期しているとすれば、すごい精度だな」。

本当に、ちょっと怖いくらいの正確さだと思いました。

 

 

 

 

うちの電子部品は、同期すらできなかったのに!悔しい!

以上、おしまい。