竹の花の話 | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

実家の裏手に、そこそこの広さの竹藪があります。

元は田んぼだったらしい、と亡くなった祖母から聞いていたのですが、

いったい何年前の話だったんでしょう。

 

 

 

今日、電話で父と話していたとき

「竹藪で、竹の花が咲いていた」と言われました。

竹に何か白い物が見えるので、ネットで画像を探して初めて知ったとのこと。

 

 

竹の花。

激レアな現象で、60年から120年に一回白い花が咲き、

その後竹藪が丸ごと枯れて無くなってしまうそうです。

竹藪全てが地下茎でつながった一体で、長い寿命を終えたということらしいです。

 

奇妙な様子と、あまりに間隔が長すぎて目撃者が少ないことから、

昔は「不吉の象徴」とも言われたらしいです。(科学的な根拠は無いようです)

 

 

 

父いわく、「竹は勝手に広がりすぎて邪魔だったので、枯れても構わない」とのことですが、

なんとなく寂しい気がします。

台風の夜、竹がザーッとざわめいて、うるさかったのを思い出しました。

 

 

後はまあ、「不吉」という印象で自己暗示にかからないようにと、思っています。

ただでさえコロナ渦ですし。

ネットには「むしろ見れたらラッキー」との現代的な記述も、チラホラありました。

うーん、ポジティブ思考だなあ。

 

 

 

 

追記:

どうやら、本当に120年周期くらいの花のようです。

実家の田んぼが竹藪に変わったのは1900年頃だったのでしょうか。