茨城県水戸市へ行く機会があり、ピグの人から聞いた名所『弘道館』(こうどうかん)に寄ってみました。
水戸といえば偕楽園の梅、千波湖のイメージだが、これこそ本命、茨城の聖地らしい。
いったいどんな場所なのか・・・?
弘道館は江戸時代後期の1841年、水戸藩に作られた藩校で、一時徳川慶喜も住んでいたとのこと。
場所は水戸駅の北わずか400m。茨城県立図書館や行政機関が集まる、静かな一角。
うお・・・何これ。ネコダでも分かる美しさ。
散り桜の枝ぶりと、地面に落ちる影がまるで万華鏡のよう。
屋内。端々の整った造りに、思わず感嘆。
光と春風があちこちから入り、通り抜け、心地よい。
圧迫感がなく、でも解放しすぎず、守られている感じ。
失礼な話、歴史の建造物見て「ここで昼寝したい!絶対気持ちいい!」と思ったのは初めて。
基本質素で直線的だが、肝要なところは金の装飾や家紋があしらわれており目を奪われる。
教科書。装丁が丁寧。原版はなんと手彫り。
授業中の様子。さすがに誰も寝てない!
ほーん家族写真か。と思ったら、一番左に見切れてる人が「徳川慶喜」!?すごい。
鬼龍子。尊い人を守る動物らしいが、どうなのこのショボーンな造形。やるせない背中。
水戸市のゆるキャラとして全プッシュしてほしい!
おみやげ群。人形にすごい既視感が。鬼龍子ストラップ作ってくれよぅ。
弘道館は、なんとも美しく、歴史が詰まった聖地の名にふさわしい場所。
良い物を見れて満足しつつ建物を後にしました。