週末天気が良かったので、4時起きで出掛けてきました。
東北道を北上、目指すは館林こいのぼりの里と、栃木県の塩原温泉。
よく晴れた。早朝なのに一般道・高速道ともやや混み。
しかし天気が良すぎて無風、こいのぼりが泳がない・・・干物のようにだらーんとぶら下がってる。
ひどいわーこれはないわー。
真下の川には、本物のコイが泳いでいた。菜の花きれい。
東北道をさらに北へ1時間。高速ICからたった10kmのところに塩原温泉はある。4月後半なのに桜満開。
町の中心をきれいな川が流れ、釣り人の姿も。
鉄のにおいがする白濁湯、見た目に反して入浴感はさっぱり、体ほかほか。
他の客は1人のみ、横浜から来て一日ひたすら塩原温泉を巡る予定とか。自分と目的がかぶりすぎ。
乳白色の湯に、謎の黒い粉がまざっている!驚愕。しかし硫黄の香りがするいいお湯。
入浴後に体をふくと、タオルが炭でこすったみたいに真っ黒に。
この湯はインパクト含め最高。すばらしい。
元湯から新湯方面へ山道を移動。塩原温泉は10km圏内にさまざまな温泉地があるので便利。
道端には溶け残りの雪、遠くの山は頭が白い。
新湯の公衆浴場3つ。寺の湯(混浴)、むじなの湯、中の湯。
湯が熱すぎ!特に中の湯は入浴すらできず。45度以上あるのでは?
中の湯。素朴な作りの湯船。壁の成分表が白紙って、突っ込み所?
中の湯の真後ろには源泉採取地が。熱い訳だ。
高級そうな黒い御影石に『ここが温泉源です↓』・・・。
その奥は「爆裂火口跡」、岩肌に硫黄の臭いがたちこめ、石像もあり不気味な雰囲気。
これは『指湯』。見た目はアレだが意外と良い。お湯が濃いのか、指先がポカポカしてくる。
川沿いの遊歩道を歩いて行くと・・・まさかあれですか。一部モザイクにてお送りします。
この後しっかりと入浴しました。川辺で爽快、白い濁り湯も良い。
さらに5分ほど山の中を歩き、露天風呂 不動の湯へ。まさかあれですか(2回目)
しかし!ここが、塩原屈指の最高温泉だった。
鉄の香りの黒い湯がドバドバ放水状態、木々に囲まれた露天は気分最高。風が心地よい。
見上げればモミジの葉が空ににじむ。すばらしい。
感想。塩原温泉は穴場。
東京から日帰り圏内、高速ICから10kmと程近いのに秘湯っぽさがある。
車で回れる狭い範囲に温泉地が点在して便利、お湯の種類も透明・黒・白緑とさまざまで面白い。
混浴は脱衣所等が女性に不親切な作りで、実質男湯状態なので女の人は要注意!
たぶんまた来ます。