NO.588
「化学探偵Mr.キュリー 7」

著者:喜多喜久
読了日:2020年10月25日
主人公のMr.キュリーこと「沖野晴彦」と庶務課の「七瀬舞衣」があまり登場しない短編

以前に出演した脇役たちが主人公となり後日談なり、新たな事件を解決する物語です

「沖野」や「舞衣」とかかわりをもった人物たちが、その後どのような化学変化し、成長していくのか
二人の影響力を、この作品では見せてもらえます

ページ数
314
読みやすさ
3(満点3)
わかりやすさ
2(満点3)
ストーリー
1(満点3)
テンポの良さ
3(満点3)
意外性
1(満点3)
私個人の好み
2(満点5)
合計
12(満点20)

2020年20作品目

つぶやき:
脇役のキャラクターの視点で物事を見ることで、作品の世界観が広がりますね
 

NO.587
著者:ピエール・ルメートル
訳者:橘明美
読了日:2020年10月23日
海外物は苦手なのですが、評判の「その女アレックス」を読むために手に取りました

この作品は、凄惨でおぞましいような殺害現場、生々しい描写が多く、「怖い」よりもむしろ「気持ちが悪い」というようなシーンが多い

しかし、読み進めると会話や場面展開のテンポの良さがひかり、これが処女作と思えないような筆力に思える
もちろん、訳者の力もあるのかもしれません

前半は、謎の殺人犯を追う捜査班vs.マスコミ&判事という構図
後半戦は、犯人vs.主人公の警部へとシフトしていき、世間を巻き込む大事件へと発展していきます

結末は衝撃的です

ページ数
460
読みやすさ
3(満点3)
わかりやすさ
2(満点3)
ストーリー
2(満点3)
テンポの良さ
3(満点3)
意外性
2(満点3)
私個人の好み
3(満点5)
合計
15(満点20)

2020年19作品目

つぶやき:
暗い本を読んだ後は、明るい本
甘いものを食べた後は、しょっぱいものと相場が決まっています
次は、Mr.キュリーかな
 

NO.586
著者:喜多喜久
読了日:2020年10月20日
はるばるアメリカからやってきた16歳の留学生「エリー」
指導担当となった物理化学者「沖野晴彦」と、彼女の世話係として庶務課の「七瀬舞衣」が関わっていくのだが、「エリー」が日本に来た本当の理由を知ると、「舞衣」は持ち前の好奇心とおせっかいをこじらせて、「沖野」を巻き込んでいくのだった

短編から長編になっても、テンポとスピード感は変わらずの良さを感じます

「沖野」視点の描写が短編の時よりも多く、「舞衣」と二人の会話も増えてシリーズ初期のムードを思い出します

本作品では「沖野」の化学者としての葛藤や、これからの展望のようなものも描かれていて「沖野」の人としての奥行きを感じさせられる

ページ数
328
読みやすさ
3(満点3)
わかりやすさ
2(満点3)
ストーリー
1(満点3)
テンポの良さ
3(満点3)
意外性
1(満点3)
私個人の好み
3(満点5)
合計
14(満点20)

2020年18作品目

つぶやき:
このシリーズの長編もどんどん書いて欲しいですね