総括
2014年を振り返り、先ずは多くの反省が思い浮かびます。団体戦の敗退がその大きなひとつです。
コンディショニングの面で戦力を揃えられず、チームの力を最大限に引き出すことが出来なかった。
これは昨年と全く同じ失敗であり、私自身も反省が生かされていなかったと言わざるを得ません。戦力を揃えることに最善を尽くしたが、それだけで次の事態を想定した準備が不足していたのでしょう。
柔道という競技特性から、全ての選手がベストコンディションで試合を迎えることは難しい。
だからこそ、団体戦を戦う上で、総合力の底上げが今後の課題です。例え、主力の怪我をあったとしても、それを補う選手の存在が必要といえます。
来年に向けて、総合力の強化を掲げ、個々の意識改革が急務となります。学生たちには限界を決めず、自らの可能性に挑戦してほしいです。
チャンスは待つものではなく、創り出すもの。
一方、個人戦においては、学生たちの努力が少し成果として表れていたのではないかと思います。しかし、もうひとつ勝てば、さらに違う結果になっていました。
全日本学生の決勝、全日本ジュニアの3位決定戦、皇后杯の3回戦。
こうした試合が各大会にあり、ここぞという場面で勝てなかった理由をしっかりと考えていかなければなりません。
どんな内容であろうと、負けは負け。紙一重であったとしても、足りないものがあったから負けたのです。
上を目指していくのであれば、自分の弱さを受け入れ、変わること。
学生たちは皆、それぞれに長所を持っています。その長所を最大限に生かす為に、短所や弱点が邪魔になるのです。
『考え方を変えれば、世界が変わる。』
先述した意識改革とは、失敗を恐れないこと、自分の良さを思い切り表現できる選手へと成長することです。
失敗を誤魔化そうとせず、失敗から学び、次の課題に取り組み続ける姿勢こそ、成功に繋がる唯一の道なのでしょう。
今年も一年間、ここには書ききれない反省がまだまだあります。学生たちの努力を正しい方向に導き、思うような結果を収められなかったことに責任を強く感じています。
だが、元に戻ってやり直すことはできない。今ここから出発して新たな結果を生み出すことに集中していきます。
『不屈』、諦めなければ必ずできる。
勝つ者は諦めない。諦める者は勝てない。そして、遅かれ早かれ、勝つのは自分が勝てると思っている人間です。
来年は大学創立50周年という節目の年。柔道部としても、歴史を残る年にする決意で挑む所存です。
本年は本学柔道部に関わって下さった皆様、また応援して下さった方々、心より感謝しております。
本当にありがとうございました。
来年も学生と共に、皆様の期待に応えられるチーム、人間に成長すべく、一日一日、ベストを尽くし、正しい努力を積み重ねていきます。
私を含め、部員全員が今の自分を超えること。それが最大の目標です。
変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
淑徳大学柔道部監督 野瀬英豪

