埼玉学生柔道大会
【試合結果】
48㎏級/稲毛渚(3年)/3位、優勝/田中(龍谷大)
52㎏級/岡本光理(1年)/優勝、関花菜子(3年)、鈴木悠香(2年)/2回戦敗退
57㎏級/福井朱乃(1年)、万月結加(1年)/2回戦敗退、優勝/金子(埼玉大)
63㎏級/栗原千尋(2年)/優勝、臼井杏(3年)/準優勝 *決勝は不戦
70㎏級/松尾美咲(3年)/優勝、水元ひかり(3年)/2回戦敗退
78㎏級/今村有希(3年)/優勝
78㎏級/出場者なし、優勝/村田(平成国際大)
【戦評】
48㎏級は稲毛が安定して力を発揮できるようになりました。湊谷杯に続く、入賞を評価しています。
ジュニア期は44㎏級で活躍したものの、48㎏級では前回まで1勝も挙げれず、苦労しました。
それでも直向きに努力を変えなかった成果でしょう。
今後はここからもう一つ勝つ為、また頑張ってほしいです。
52㎏級の結果には驚かされました。
全日本学生の常連者、湊谷杯の優勝者などが出場する中、1年生の岡本が見事なアップセット。
また、結果以上に内容が良かった。今年、最も成長した学生かもしれません。
日頃から、『何事にも挑戦しよう』という貪欲さが岡本を変えたのだと思います。
来年はさらなる成長を期待しています。
関、鈴木は準備不足で力を出し切れませんでした。
自分でコントロールできること、できないことがあるからこそ、それをしっかり理解して、今後の取り組みに生かしてほしいです。
63㎏級はエントリー者が少ないものの、全国大会のキャリアがある選手ばかりでレベルの高い試合でした。
臼井は『課題に取り組みたい』と志願し、1階級上での試合となりました。
講道館杯で負けて以来、臼井の意識は本当に変わりました。
常に上を目指す姿勢に、ここからどこまでいけるのか楽しみです。
栗原は自分の良さを出す柔道が分かってきたように感じました。
強くなり方、勝ち方は人それぞれ違い、どのような価値観を持っていくかが大切です。
栗原にとって、優勝したことより意味があり、自分を知るきっかけになってくれていたら嬉しいです。
今回、全日本の合宿明けで試合に出なかった井上と臼井、栗原の3人が意識を高め、どうチームを変えていくのかが来年の団体戦に向けて、何よりの鍵となります。
70㎏級は63㎏級から上げた松尾が優勝となりました。
松尾は1年生の頃から力があるものの、結果に繋がらないことが非常に多かったです。
その原因が今回、勝ったことで分かったのではないでしょうか。
全ての試合を一本勝ち。
固定観念を捨て、自己限定しないこと。
自信を持って戦えたことが結果に繋がりました。
勝ったことだけを自信にするのではなく、自分の柔道が出来たことを自身でも評価してほしいです。
水元は1回戦、元気のある柔道が出来ましたが、2回戦では何もさせてもらえず。
自分のスタイルを貫く、工夫が必要です。
78㎏級は今村が大きく自力をつけてきたことが分かる内容でした。
年明けから始まる皇后杯の予選を勝ち抜けるかに真価が問われます。
全体を通して、試合の度に個々の成長、そしてチームの進化を見せてくれることに感謝しています。
また、湊谷杯では下級生の大活躍、今回でも岡本、松尾の優勝と私まで驚く結果が続いています。
以前、全日本学生の決勝で臼井が『ミラクル、決めてきます!』と言って、試合場に向かいました。
最近は『ミラクル』がチームの中で伝染しています。
今年は今大会が最後の試合でした。
良い結果も、そうでない結果もありましたが、全てを糧に成長、進化に繋げていきます。
来年はさらなるミラクルを決めさせます!
今回も含め、いつも会場にはたくさんの方々が応援に来て下さり、とても心強かったです。
ありがとうございました。
2015/12/08
先週末はグランドスラムを観戦。
西田はもちろん、心を動かされる試合が多く、大きな刺激となりました。
少し私的な見方ですが…
男子66㎏級の高上、73㎏級の秋本と安、90㎏級の西山、大辻など後輩たちの活躍に熱くなりました。
皆、それぞれのバックグラウンドがあり、逆境を乗り越え、こうした舞台で戦う姿にとても感動しました。
卒業生も含め、本学からこの舞台に立つ選手を出したいと強く思います。
学生たちも大会の所感には、西田をはじめ、日頃から練習に来てくれる実業団の選手、同世代で出場する選手の試合を観て…
『いつか私もそうなりたい』
『同世代のライバルに勝ちたい』
と書いてありました。
自分を100%信じ、絶対に諦めないと覚悟を決め、挑戦を続けることができれば、可能性はある。
ただ、この舞台に出る海外選手のほとんどは年間300日、合宿のような練習、トレーニングをしています。
また、ここで勝っている日本の選手もそうした努力をしている。
目指す上で、それは理解しなければならない。
質の高い練習をするのは当たり前で、尚且つ、どれだけの量をこなせるのか。
最後は練習量が勝負を決める。
そうした面から見ると、学生たちにはまだまだ意識改革が必要です。
強くなる為なら失敗を恐れず、挑戦あるのみ。
常に意識を上に向けること。
それが世界なのか、日本のトップなのか、学生のトップなのか。
目標は自分のもの。
強制はできないからこそ、自分で言ったことや決めたことには本気になってほしい。
絶対に諦めないと決め、挑戦し続けてほしい。
挑戦できないのは失敗が恐いから、失敗した自分が恥ずかしいから。
技術的な課題でさえも、自分の性格だからと思い込み、何処かで諦めてしまうのは寂しい。
諦める心が組み手や技、全て柔道に出てしまう。
柔道は自己表現の場。
積極的に、より自分らしく!
失敗しても自分は何も変わらない。
しかし、失敗を教訓として成功する度、確実に変わっていく。
目標には必ず近づいていく。
学生たちの意識か変わるきっかけを与えられる環境を作りたいです。
2015/11/29
今日は平成25年卒、武田の結婚式でした。
先月には平成24年卒、小原奈美、来月に同じく24年卒の小野村が挙式。
こうして、卒業生の晴れ姿を見られることがとても幸せです。
学生時代は『柔道を優先しなさい!』と言ってきましたが…
皆、素敵な人と出会い、
また、大学を卒業した後も沢山の方々に愛されていることが伝わってきます。
そして、皆が柔道をやっていたことを誇りに思い、そう言ってくれることが何より嬉しいです。
それも全て、学生生活を賭けて、柔道と向き合い成長したからこそ。
やはり、学生は柔道が最優先。
もちろん、柔道以外で学ぶことも大切。
日々の授業や練習を通して…
強くなるだけでなく、人間としての魅力をもっともっと高めてほしい。
私自身、卒業生たちからはいつも沢山のエネルギーを貰っています。
ありがとう!
君たちが誇りに思えるチームであり続けられるよう、また頑張ります!

