愛は言葉の壁を越えるのか -20ページ目

テキストな日々

夏の旅行から戻って以来
なぜか毎日彼とテキストを送りあっています

もともと毎日欠かさず電話で話していて
休みの日にはSkypeを使ったりもしていたので
メールやメッセージは
ほとんどといっていいほど使っていなかったのですが

帰国途中ヘルシンキのヴァンター空港で
待ち時間に簡単なメッセージを送ったら
成田で返事を見つけてまた返信
このあたりは無事についた報告がメインでした

帰宅してまた彼からの返事を読んで返信
そのままずっと毎日
朝と夜にテキストを送りあい続けているのです
(相変わらず電話でも毎日話しているのに…)

当たり前ですが
時差があるのでやりとりはリアルタイムではありません

たとえば
わたしが朝食を食べながら書いたメッセージを彼が読むのは
8時間ほど経ったノルウェー時間の朝

彼がベッドの中で返事を書いてくれる頃
わたしは仕事中なので
読むのはやっぱり6時間くらい後です

長い間
電話ですぐに返事が聞けるやりとりしかしていなかったので
時間差のあるテキストの交換は
昔ながらの手紙のやりとりのようで
少し懐かしい感じがします

でもよく考えたら
知り合ったばかりの頃
まだ電話もSkypeもするまえは
わたしと彼とはメールしかしていませんでした
いわゆるメル友です

当たり障りのない礼儀正しい世間話しから
少しづつ自分のことについて書くようになって
相手に質問をするようになって

メールボックスに新しいメールが届いていると嬉しくて
寝る時間が少なくなっても
一生懸命返事を書いていました

何年も経って
彼と結婚して
いままたあの頃のように
キーボードをたたいているなんて不思議です

いろいろなことがうまくいって
予定通りに来年移住できたとしたら
何ヶ月も離れて暮らすのは今が最後

思い残すことのないよう(?)
飽きるまで書き続けるのもいいかな


I love you について その後

ノルウェー旅行の前に
「ちゃんとマメに I love you と言おう」
と心を入れ替えて
できればノルウェー語でもと思っていたのですが

よくよく彼に話を聞くと

ノルウェー語で I love you はあまり使わない

とのこと

ええっ?
じゃあ恋人たちは代わりになんて言っているの?

若い人たちは英語で言ったり…
でもそもそもあんまり言わないかな


じ、じゃあさ
むかし付き合っていた彼女とかは?
なんて言ってたの?

I love you なんて言われたことない
お皿洗ってとかはよく言われたけど


なにそれー?

なかなか合点がいかなかったので
後日彼のいとこの家を訪れた時に
彼女にも聞いてみました

このいとこはすごーく素敵な女性で
以前にも2回ほど会っています
旦那様もハンサムで美男美女カップル
2人の男の子のママです

彼が旦那さんと話し込んでいるすきに
小声で聞いてみました

「あのね、ノルウェー語で I love you ってあんまり使わないって彼に聞いたんだけど
じゃあかわりにみんななんて言っているの?」

すると予想していなかった意外な答えが

いわく

あまり気持ちを直接言葉にして伝えるのは苦手だから
態度で示すようにしているけど
一般的なのは英語で言うところの I like you so much か
I am so happy with you といったところ
確かに I love you は使わないし主人にも言ったことがない

だそうです

「大好き」とか「あなたと一緒に入られて本当に幸せ」とかって
なんだか日本人の感覚と似ているような…

とりあえずこの2文のノルウェー語バージョンも教えてもらいましたが
その後彼にその話をすると

英語の I love you が一番いいよ!

とのことでした

あ、そう
簡単でいいけどね…

4.5

夏休みが終わって帰国しました
次に会えるのは4ヶ月半先と少々先になります

彼のママも
「10日間ずっと一緒に過ごしたあとで
彼女なしの生活はつらいでしょう?」
と心配してくれているそうですが

4.5年待ったんだから
4.5ヶ月なんてなんでもないよ


と笑顔の彼

思えば本当に長い間
彼は待っていてくれました

知り合った当初はわたしの息子が中学生でしたから
最低でも高校を卒業するまでは
移住はおろかそうそう会いに行くこともできないと
最初から分の悪い条件を伝えていたのに

それでもわたしを諦めずに
この4年半で9回も会いにきてくれて
(わたしから会いに行ったのは3回だけ…)

いつも仕事と家庭のことが脳内の大半を占めて
慌ただしい日々に忙殺され
彼のことを最優先できないことも理解してくれて

いつか一緒に暮らせる時のために
計画的に貯金したり
身の回りの環境を整えてたりしてくれて

4年半も遠距離で続けてこられたのは
ほとんど彼のおかげと言っても過言ではないと思います

帰国するときに空港で

4.5ヶ月は長いけれど
これが離れて暮らす最後のピリオドだと思えば
そう大変じゃないよ


と言ってくれた彼

そうですね
たぶんあっという間かもしれません