漆黒の点々
流れる泪のあとを
尾を引いて

みえない未来
その
目線の死角に瞬いた

流星群は行ってしまった

底冷える夜肌
弧光をなぞる指は
懇願を数えるばかりの
七つの星の残心

零れた彗星は床に堕ち
その露わに光る星に似せた涙は
無限を内包して
痩せこけた天に混じり合う

ねえ、
夜が 夜がまだ
肌のようだと云うのなら
光る命を
光る命をわたしに下さい

盲いた天秤の眉
凍った眼路をこじ開ける
磁極の上

渇望の地に
光りの髄液がこぼれ
それは、懐古の胸に
溶け始めた星たちの
残骸

ほぐれぬ
星糸で辿る
むらさきの未明
帰するところなく
展望がさざめく
かぐわしい明転

ああ
葬送の風吹く
蒼い獅子の走馬灯よ
裂かるる夢の
空挺で往く
輝かしい冥星よ

息を吸い込むたび
遙かな星雲を宿すような
肺が還元する
ひとすじの蛍光のもと


わたしは
所在の無い
しろみゆく星になった
幼い頃からの夢
広い大地に立ち向かおう
濁りのない瞳をして前を見ていた
この願いは叶えられると思っていた

こんな事を言えるのは
今の状況を知っているから
自身の意志(思)を
見失うまでになっていた
あの頃の夢さえも消え去りゆく

トリルを用いた僕のインストルメンタル
気持ちは拗音だらけで奏でている
いまは濁りを追い越して白く見えなくて
大地も願いも解らない


くろがねの冷たい床が僕を突く
サンプルにはこう書かれ紹介され
埃かぶった嫌われ者であろう

僕は声を出して歌えない
何故かは分からない
間違えて届いたあなたへの贈り物です
いつかは昔のように前を向けるかな
心の隙間風がぬるいんだ


飛び出そう
きっと躓いて擦り切れるだろうが
泣かないと、強く歩いて行けるとも
言えないけど
かさぶたの傷が
全て思い出になっているから
明日の大地を見られると信じ
眠ろうじゃないか


IT WAS NOT FILLED WITH THE SINGING
THE IDEAL DID NOT DOESN'T PASS

HOWEVER, I OCCASIONALLY HAVE
MYSELF LISTEN RECENTLY
THE DREAM IS NOT THROWN AWAY
RECALL YOU OLD. THINK BY CONNIVING

TOMORROW COMES WITHOUT FAIL SO...

優しい夕景
バースデイ・パーティ イン マイスイートホーム
苦しい風景
クーデターの後のサーカス 花火と戦車のジャムセッション

「空を飛びたい
海が見たい
神になりたい」

眩しい情景
アシッドレイン ドワーフの群れ リバーサイド
天国の向こうは焼け野原
グランパ グランマ ダディ マミィ シスタ
ねえあたしを愛してた?

きみが呼んでいる
息が止まりそう

「アイ ワナ ビ カフカ
アイ ワナ ビ ナンシー
アイ ワナ ビ カート」

「アイ ドワナ ビ ユウ」 イン ザ 憧憬

ねえきみはなぜここにいるの
息が止まりそう

モンスーン、廃れた楽園で吹いて
「遊んでよ、神様」
棺の中にガラスの花を手向け
心臓はプリズム、全反射を引き起こして
透明のからだを失くさないように
モンスーン、綴じられた楽園で吹いて

―自己満足を大事に切り取ったところで風化し腐ればやはり不合理にしかならない―



僕は左脳で過去を
右脳で未来を視ることができるから
本当はそれを知っている

ただ幼稚な子供のように
目の前の積み木を組み上げ
そして崩す行為に夢中なのだ

幼児のそれと違うのは頭の中の積み木が崩れる度摩擦で擦り減るのは僕の理性だと言うこと

しかし脳内の積み木の出来栄えに
自分は生れつき天性の才能の持ち主なのだと強く確信する

ただ誰も僕の才能を理解出来ない
理由は創造された瞬間傲慢に壊される否、崩されてしまうから

その創造のあまりの美しさに恐怖を覚えるのだ
私は此処(脳)から帰れなくなる

そしてもうこれ以上はなにも作れなくなる


そうやって
繰り返し繰り返し睦言のような積み木崩しを営んでいる

私が聞かれて嫌なことは「楽しいのか?」と言ふ質問



義務を感じ
それを以って尚お飾りで正当化しようとし

私は悩み、そして嘔吐感に呼応するように
今ほらあなたの目に映る文字を綴るのです





文字と嘔吐が積み木を崩す