朝から庭掃除や洗濯物などで大忙しでしたが、午後は少しみんな(イヌと保護シカたち)とゆっくりした時間を過ごせました。
今日もごきげんさんのイヌのひよりちゃん(♀10歳)。
「お外は暑いから部屋でゴロゴロしてるねん」とひよりちゃん。
保護シカのぞみちゃん(♀推定6歳)も室内でリラックス。
口で咥えて振回していたタオルを顎下にしてお休み。
本気寝の、のぞみちゃん。
保護シカたちは絶賛換毛期なので毛が乱れていますが、生え替わり中であっても体の毛の乱れはこの程度です。
シカたちにブラシは一切しないので自然にまかせていますが、数週間かけて毛の衣替えが行われピカピカな毛で体が覆われます。
目も鼻もピカピカでキラキラなのぞみちゃん。奥に保護シカすぐるちゃん(♂6歳)。
ところで、動物園で飼育されている動物たちの福祉について少し調べていました。
日本でも近年、動物園で飼育している動物たちの福祉が考えられるようになり、実践しているところもあります。
しかし、飼育動物たちが必要としている環境を整えられているところは非常に少ないでのはないでしょうか。
インスタグラムを見ていると沖縄こどもの国で飼育されているシカさんの動画が流れてきました。
シカさんたちの寝室の床におどろきました。
敷き藁がないのです。
●動画はこちら↓
動物福祉先進国では、動物たちの移動時であっても車やトラックなどに敷き藁を敷き詰めています。
動物たちが寝る寝室となれば、敷き藁はたっぷり敷かれています。
動物たちが快適に過ごせるように他の国では、動物の心と体の健康を考えた飼育(もしくは保護)環境作りが行われています。
こちらは↓オジロジカを専門とするニューヨーク州から許可を得て運営している保護施設(Fuzzy Fawn Wildlife)の画像です。
敷き藁たっぷりですよね~。
これはとても快適そうです!
また、食事も健康と嗜好を考えたものですよね。
日本では、動物園などで飼育されている動物たちの生活スペースの床がコンクリートのところが多いです。
コンクリートなのは、掃除がしやすいなどの理由があってのことかもしれませんが、動物たちにとってはとても心地の悪い空間です。
しかも、地面がコンクリートだと動物たちは習性を発揮できず、動物たちのニーズを満たしてあげることはできません。
ということは、動物たちの生活の質が低くなり、その空間にいる動物たちは、蓄積するストレスにより苦しむことになります。そのために、いわゆる問題行動(ストレス行動)がみられるようになりますし、体調不良にも繋がります。
動物たちのお世話や配慮には、やりすぎはないので、動物たちが快適に過ごせるように人間は最大の努力をすべきです。
日本で当たり前に行われている動物への扱いは、他の国では動物権侵害になるので、日本も他の国の動きについていけるように底上げが必要だと思いました。
*保護以外の目的で人間が動物を飼育することにわたしは反対の立場ですが、今、人間の飼育下にいる動物たちの生活の質の向上を考えることは必要だと思っています。
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