同居人Kにイヌと保護シカたちのお世話をお願いして、わたしは奈良のシカさんたちの調査に参加してきました。
新緑が美しい奈良公園の木々。
今日もわたしの手をやさしく舐めてくれる♀シカさんがいました。
シカたちは人間に友好的であることを知っているため、人間がシカたちに行っている酷い行為に胸が痛みます。
「わたしたちは人間さんに友好的だよ」とシカさんたち。
調査中に気になったことがありました。
奈良公園では、シカたちが道路を渡らないように対策がされている場所があります。
それがこちらです↓
高さの低い木の柵です。
この高さはシカさんたちは余裕で飛び越えることができます。
シカさんたちを観察していると、この柵の隙間から道路に出るシカさんがいました。
シカさんたちが向かった先は、シカせんべい売り場です。
おどろくことに、この道路すぐ側でシカせんべいが売られているのです。
そのため、道路の横断道路付近には、シカたちが集まってきます。
今日もまさにそれを目撃したのですが、柵を越えて道路を渡った先にまた木の柵があるので、数頭のシカたちは柵の手前で立ち止まり、体は道路に出ている状態でした。
柵がなければシカたちは立ち止まることなく、そのまま芝生広場に歩いていけるのですが、柵があることによって道路で立ち止まるということが起こっていました。
これだとなんのための柵か分らず、逆にシカたちにとって危険だと思いました。
このような場所にこそ、野生動物横断道路(端など)を設置するといいですよね。
奈良公園内で大型野生動物の横断道路を作ってほしいと思った1日でした。
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