山里も気温が30度を超える暑さになりました。
虫たちも活発に活動をしているので、朝夕の庭には吸血する虫が数種類飛んでいます。
鹿たちはサシバエも嫌がっていますが、とも小さな虫(ぬかか?)もとても嫌がっています。
鹿たちはよくわかっているので、虫が動く朝夕は室内ですごし、庭に日差しがあたり始めると庭にでています。
鹿のすぐるちゃん(♂6歳)は、人家育ちなので虫を特に嫌がり、この季節はイライラすることがあります。
すぐるちゃんは不快からイライラして、鹿ののぞみちゃん(♀推定6歳)にあたることがあります。
虫が嫌なので走って逃げる時に、のぞみちゃんを追いかけたり、口でつついたりするすぐるちゃんですが、のぞみちゃんはすぐるちゃんのことをよくわかっているので、うまく対処しています。
すぐるちゃんの気分が少しでも良くなるようにと、プール開きをしましたが、水をためたプールの側面を口で咥えて引っ張り、側面が倒れたプールから水を流し、軽くなったプールを口と脚でぐちゃぐちゃにしたすぐるちゃん(汗)。
プールとの格闘にムッキー!!っとなったすぐるちゃんなので、これ以上興奮させてはいけないなと思い(ストレスになる)、プールはすぐに終うことになりました。
この夏も犬と鹿たちがなるべく快適に過ごせる工夫をしながら暑い季節をすごしたいです。
自然で生活する動物たちはこれからの季節もとてもきびしく、苦しいと思います。
大量の虫に吸血されるし、暑さの苦しみもあり、飲み水にも困ります。
一部の山では、田畑や村に野生動物が来ないように村を柵で囲う大規模柵が設置されており、動物たちは川にも沢にも立ち入ることができなくなっているのです。
山の麓際から大規模に柵を設置するのは、とても大きな問題があります。
野生の動物たちの生活を尊重しておらず、動物たちの生活をより苦しめるものです。
野生の動物たちの行動域を制限することで、生物の多様性にも影響を及ぼしますし、種の遺伝的問題をもまねきます。
野生の動物たちの生活をまったくと言ってよいほど考えていない人間活動に怒りしかありません。
他の国では、野生で生きる動物たちの行動域を制限しない取り組みが行なわれているというのに、この社会では野生の動物たちの行動を縛ったり、迫害したりが行なわれているのです。
野生動物保護に関しては他の国から大く遅れている日本。近年では野生の動物の(思想での)排除が加速しており、日本の科学は凋落したのかと思うと残念な気持ちになります。
野生動物に対する健全な研究環境であってほしいと願います。
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