昨日はエシカルヴィーガン協会のフェスにブースを出店して、長時間家を留守をしたわたし。

 

わたしは普段、12時間ほどイヌとシカたちと離れることがないので、気持ちが少しソワソワしていた。

 

帰宅後、イヌとシカたちの姿を見てとてもホッとした。

 

イヌとシカたちもわたしの帰宅でホッとしただろうし、イヌとシカたちはわたし以上に留守中は寂しいくソワソワしていただろうと思う。

 

昼過ぎにみんなと室内でゴロゴロしてゆったりすごしていると、ドンッ!という振動とともに家が揺れた(地震だった)。

 

それに驚いたシカのすぐるちゃん(♂4歳)は、自分が休んでいた場所から一番近い窓から急いで庭に出た。

 

続いてシカののぞみちゃん(♀推定4歳)も急いで庭に出た。

 

イヌのひよりちゃん(♀8歳)は、そのまま寝ていた。

 

庭にいたイヌの春ちゃん(♂11歳)は、わたしに「ちょっとびっくりした」「怖かった」と言いにきた。

 

地震に驚いたすぐるちゃんは30分以上警戒をしていて、前脚をトン!トン!と地面に強く叩きつけていた。

 

地震、怖いよね。

 

すぐるちゃんが落ち着いてから、また、みんなでゆったりとした時間をすごしていた(とてもしあわせを感じる時間)。

 

裏山の木々が美しい。

 

イヌの春ちゃんのベッドに入って休むすぐるちゃん。照れ

昨日のフェスでは、わたしのブースに立ち寄ってくれた人たちとシカの話をたくさんできて楽しかった。

 

SNSでお知り合いになった方も来てくれたので、とてもうれしかった。

 

ブースに立ち寄ってくれたオーストリアに住んでいる人の話では、カンガルーがどんどん殺害されていると言っていた。

オーストラリアのカンガルーは、日本のシカと同じ立場・扱いだと思う。

 

殺して何が解決されるのだろうか?といつも思う。

 

野生動物の「駆除」は問題が解決しないばかりか、生態系に悪影響を与え、人間のあり方にまで悪影響を与える。

 

今後の地球環境や人間について考えると、わたしたちはどのような問題にたいしても平和的解決策を見つけなければいけない。

 

昨日は、とても素敵な出会いもあり、ブースを出店してよかった~と思った。

 

ひとりでのブース出店は用意など大変だったが、エシカルヴィーガン協会のボランティアの方たちが、親切にサポートしてくれたので、大変助かり心強かった。

 

わたしの隣のブースは熊森協会だったので、熊森協会の活動も知ることができた。

 

熊森協会は、クマの親子の実話を紙芝居にしていた。

 

紙芝居のストーリーが胸に響く内容でよかった。

 

話の内容は、クマの親子が人間の育てている柿の実を食べたことから始まる。

 

クマが柿の実を食べたことで、人間が怒りクマの「駆除依頼」をして、クマを殺す話だ。

 

紙芝居を聞いていて、胸が苦しくなり泣きそうになってしまった。

 

泣きそうになったというと、Life Investigation Agency(LIA)代表ヤブキレン氏の「オーストラリアの野生動物の絶滅に日本人が加担していることについて」の講演内容でも、わたしは泣きそうになっていた(講演内容がとてもよかった)。

 

オーストラリアで2019年に発生した大規模森林火災。

 

この火災後にLIAはオーストラリアでコアラの救護活動を行っており、現場の画像を紹介してくれていた。

 

その中に、牧場の柵(金網など)によって、火災から逃げることができず、焼け死んだカンガルーや他の野生動物たちの姿が無数にあった。

 

他に多くの家畜たちも犠牲になった。

 

オーストラリアで発生した火災の原因は明らかになっており、わたしたち(日本人)が深く関係しているのだ。

 

スーパーでよく売っているオージービーフ、そして紙。

 

これらが、オーストラリアの自然環境を破壊し、オーストラリアの野生動物を絶滅に追いやっているのだ。

 

ウシやヒツジを育てるために自然林を大規模に伐採し、ウシの放牧地を作り、ウシの食糧となる穀物を単一で栽培する。

 

そのため、地は乾燥して火災が怒りやすくなる。

 

火災で燃えるのは、わずかに残っている自然林だ(放牧地では燃えるものがない)。

 

紙を生産するためにも、自然林を伐採してユーカリを植える。

 

自然林の伐採で、野生動物は移動を余儀なくされるが、紙の生産のために植えられたユーカリが成長すると移動していたコアラが成長したユーカリがある場所にやってくる。

 

成長したユーカリは紙にするため伐採されるが、その時、ユーカリの木にいるコアラが犠牲となっている。

 

木にコアラや他の野生動物たちがいても、木は伐採されるので、コアラが木の下敷きになり死亡しているのだ。その頭数何百頭。

 

 

このような悲惨な現状、犠牲から生みだされた紙やウシ、ヒツジの体の一部を消費しているのが日本に住んでいる多くの人びとなのだ。

 

日本は環境意識が諸外国と比べて非常に低い。

 

そのため、自国の自然環境保護もままならず、他の国の自然環境を破壊してその地で生息している野生動物たちをも絶滅に追いやっているというのは事実だ。

 

日本で行われているシカやイノシシ、他の野生動物の殺害も、それを証明している。

 

わたしたちは過去に日本オオカミを絶滅させた。

 

それをシカやイノシシなどの野生動物たちに行っているのが現在のわたしたちだ。

 

野生動物にたいして同じことを行っているということは、オオカミを絶滅させたことに反省していない証拠である。

 

わたしたちは、自分たちの消費や自分たちが生き住んでいるこの地球の自然環境とそこに生きる他の種について、もっと知識を増やし、非暴力な活動を行えるよう、生きることについて真剣に考えなくてはいけないのではないだろうか。

 

自然環境意識が低いということは、わたしたちは自らの生息地を自ら生存できない環境にしていくということである(=自滅してしまう)。

 

自然環境意識を高く持ち、自然環境やそこに棲む動物たちに配慮した人間としてベストな選択をしていこう!

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