今朝もとても寒かったが犬たちは元気よく散歩にでかけた。途中、犬のひよりちゃん(♀8歳)が警戒吠えをしたのだが、その時「オエェ、ゲホゲホッ」としその後調子悪そうにしていた。3日日前、気分悪そうにしていたしきりに草を食べていた時と同じ状態だったので、明日動物病院で診察してもらうことにした。

 

今日はCNNの記事「牙のない雌ゾウが増加、密陽への遺伝的な反応で モザンビーク」を読んで、すごい変化だと思った。

 

アフリカ・モザンビークのゴロンゴーザ国立公園で、牙のない状態で生まれてくる雌のゾウが増えているそうだで、「1970年代のゴロンゴーザでは牙のない雌ゾウは18.5%だったが、30年後には51%に増えた」ということだ。

 

「科学者はこれについて、15年に及ぶ内戦で象牙目当ての密猟ががまん延したことへの遺伝的な反応との見方を示す」と語っている。

 

「今回の分析では、牙のない雌のゾウは牙のある雌に比べ、上記の28年間での生存確率が5倍あまり高かったことが判明。従って、こうした適応は偶然の出来事ではない可能性が高い」ということだ。

 

進化は長い時間(年月)を通し少しずつ変化していくという認識が多いのではないかと思うが、ちょうど今読んでいるメノ・スヒルトハウゼン著書『都市で進化する生物たち』には進化はイギリスの自然科学者のダーウィンが思っていたほど長い時間はかからないようだと書かれてあった。

 

鳩やネズミ、蛾など、数世代で身体の変化が起こったり、遺伝子の変化が起こったりしているという。

 

地球生物たちに変化をもたらしているのは主にはわたしたちの活動であり、変化をもたらす要因は数多くある。

 

わたしたちが地球自然環境を変化させるスピードは驚くほど早く、環境をいきなり変化させていることも多くある。その急激な環境変化の中で生物たちはその変化に対応しようとその時の行動だけでなく遺伝子を変え環境に適応している。

 

人間活動は地球全土に及んでいることから、それぞれの種が進化途中なのだと思うが、適応できず死んでしまったり、種が絶滅したりしている。

 

生物はそれぞれが関係し合い繋がり存続しているので、人間と非人間と区別するのではなく人間以外の他の多くの生き物たちと共に生きているという認識を持ち、自然動植物を身近に感じれるよう、緑豊かな野外の音に耳をすませてみるのもいいのではないかと思う。

 

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●鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。

 

人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。

 

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