今日は「THE NEED TO GROW」という映画を見ていた。

 

★「THE NEED TO GROE」6月28日まで見ることができます。日本語字幕設定ができます。

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慣行農業と環境破壊についての映画でとても衝撃的だった。そして勉強になった。

 

「農業は地球上で最も破壊的な人間活動」という解説から始まるこの映画は、現在、一般的に行われている作物の栽培方法がどれほど自然環境を破壊しているかがよくわかる内容で、今の方法が続くのであれば後60年で地球には作物を育てる場所がなくなるそうだ。

 

すでに地球上の土壌、70%は破壊させているという。

 

環境を破壊せずに養っていく方法はあるのだろうか?そのヒントがこの映画にある。

 

ポイントは土壌と生物多様性にあり、現在破壊された土壌を健康な状態に戻す、再生農業に力を入れることができるといいなと思う。

 

土壌には数十億という微生物が存在し、その生物たちがいなければ食物連鎖は成り立たない。

 

土壌を耕すことや化学肥料、農薬、除草剤などの使用は、その微生物を殺すと同時に死んだ土を作り出す。

 

土壌の生物を守るには、耕さない他に、海外の自然農法を見ていると、草は抜かずに刈り、刈ったその草をその上にかぶせ(積み上げ)、マルチにしていた(なので我が家もそうしている)。

 

農作物は「作る」のではなく「育てる」もので、まず、土壌の健康を取り戻すことからはじめ、生き物を殺さない方法で、土、生物、作物を育てるものなのだと改めて思った。

 

化学肥料や農薬、除草剤を「安全だ」と言われていることがあるが、農薬など、毒であることはわたしが生まれる前からわかっている(レイチェル・カーソン『沈黙の春』新潮者、1974年)。そして、現在多く使われているそのような科学物質は、この映画に出てきたように、戦争をやってきた企業が作っていることを忘れてはいけない。

 

環境破壊をしないでわたしたちが生きていく方法を研究者たちが開発をしているので、わたしたちはその情報を知り、地球と調和して生きていけるといいなと思う。

 

パラダイムシフトには時間がかかるが、地球の状態はすでに待ったなしまで来ている。

 

映画では「わたしたちは目を覚まさなければいけない」と言われていたが、まさにそうで、現状を知り目を覚まし、地球が少しでも健康を取り戻せるように行動しなくてはいけない。

 

そして、目覚めた人の意思が次の世代へと繋がるような活動ができればいいなと思う。

 

これからを生きる者たちが、食糧や水に困ったり、争ったりしないでいいように、今自分にできることはしたい。

 

わたしたちは、やろうと思ったら困難に思えることもそれぞれの力の集結で可能になることがある。なので「いまさら何しても無駄だよね」とか思わず、健康な地球の回復に取り組んでいきたい。

 

日本では、農業が環境を破壊していることについて取り上げられることがほぼないが、やっていることから、それがどれほど環境、生態系にダメージを与えているかはわかるだろうと思う。そして、自然農法であっても生物を殺して作られていることも多々あり、自然農法という本来の意味から大きくずれてしまっていることがあるので、購入の際には気をつけたい。

 

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