昨日の記事で紹介した動物保護施設(RESERVA WILD FOREST)はスペインの保護施設です。
スペインを知る友人の話では、スペインは野良犬や繋ぎ飼いが多く、ドイツなどからレスキューに入っていたそうです。友人は「今は動物保護団体がたくさんできて、このような風に野生動物のレスキューまでしていてすごいです」と言っていました。
RESERVA WILD FORESTの活動は、「森に棲む野生の狩猟動物や害獣と言われている者を守る人がいない」ことに気づいた人たちによって作られたそうです。鹿や猪などを守る人が誰もいないということに気づき、ここまですばらしい施設を運用できることが本当にすごいです。
保護施設のHPに載せられている鹿や猪、他の動物種たちの表情がとてもよく、ここの施設の心地よさがわかります。
スペインも鹿や猪などを助ける法律が整備されていないようで、そのことにより苦しむ者が多くいると思いますが、法律の整備を願い前向きに活動されている施設の方たちに希望を感じます。
昨日の記事でリンクした動画内でケアを受けていた鹿さんですが、病院へ運び込まれ治療を受けている動画があります。動画を見ると、とてもがんばっている鹿さんの姿に胸があつくなります。そして獣医師や手術に付き添う施設のスタッフの方たちの懸命な姿になんとも言えない気持ちになりました。
★動画↓
大けがをしているひとりの鹿さんを見捨てることなく、こんなにも手厚く治療し、大事にしている人間の姿に、「鹿さん良かった」と心から思います。棲んでいる国で手厚い治療やケアを受けられるのか、それとも、大けがをしていても見捨てられ放置され殺されるのか・・・という違いがあるのですから・・・。
ひとりを助ける気持ちがあるのとないのとでは、人間の行動は全く違ってきます。「ひとりひとりを助ける」、このことの大事さを知っている社会は、苦しむ者を生みだすことがとても少ないと思います。
わたしたちは助けない理由を探すのではなく、野生動物たちともっと前向きに向き合えるといいなと思います。種を問わず、ここに生きている者たちは、助け、守るべき者たちなのです。殺すべき者の存在はいないのです。
・誰にも守られず、助けられない者たちの状況を考えると、その者たちの苦しみのほんの少しだけでも想像できるのではないかと思います・・・。
RESERVA WILD FORESTの他のYouTube動画では、犬や鹿、猪、山羊さんなどいろんな動物種が暮らしている様子が知れます。みなとてもいい関係で、一緒にすごす時間を楽しんでいます。それぞれの動物種の個々が平和主義者であり、種が異なっていてもこんなに心通わせよろこび感じる時間を共有していることを心からすごいな~と感じ尊敬します。
名ばかりの施設ではなく、RESERVA WILD FORESTのようにそれぞれの動物種、ひとりひとりの立場に立った、みんなが快適に過ごせ、治療やケアを受ける本人ががんばれる(がんばろうと思える)施設が増えていくといいなと思います。
世界は進歩しています。
行動することで変えれらることがあると思います。
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