厚岸棹前昆布漁がスタート!! | 厚岸漁協直売店「エーウロコ」のスタッフ日記

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北海道厚岸(あっけし)から、旬の話題をお届けいたします!

こんにちは。大変ご無沙汰している加藤です。

 

前回5/18日にブログかいて1ヶ月、久保田君のブログ更新を促して参りましたが、明らかに『俺、忙しいんすよ!』と言う感じが伝わり、店長に聞くと『久保田には一番濃い仕事持たせてるので確かに時間はあまり無いんですよね…』と言ってたので、久しぶりに更新することにしました。

 

さて、新聞やニュースで皆さんご存じかも知れませんが、今年は道東の昆布資源が相当少ない見込みなんです。

海水温の上昇などの海況変化や、根室地区にあっては流氷で刈り取られてしまうなどの影響も重なり、浜は経験のない減産見込に大混乱しております。

 

棹前昆布漁は、まだ若い状態の昆布を早採りして間引きすることで、夏に採る成昆布の更なる身入を促すものですが、あまりの資源の少なさに、この近辺の5単協、釧路東部・昆布森・厚岸・散布・浜中では、厚岸と釧路東部のみ、昨年より日数を減らして棹前昆布操業をすることとなりました。

 

昆布森・散布・浜中漁協は今年度休漁と言う、大変残念な結果となってしまいました…。専業者の方もいるので本当に困ります。

 

そんな中、厚岸のみ6/15(土)に棹前昆布が出漁しました!

厚岸の末広(マビロ)地区。やっぱり昆布が出ると活気ある!!

初日と言うこともあり、まずまずの漁模様でした。

厚岸の床潭(トコタン)地区。さすが床潭。圧巻の風景です。

家族やお手伝いなどが総出で無駄な動きなくドンドン干す。

 

漁業者数人と話して来ましたが、やはり全体的に資源が少なく、繁茂している場所もあるが漁場が狭いので、何日満度の操業が出来るんだろうかなど、色々不安が多いと話してました。

 

厚岸でも漁業者が一番多く着業するこの昆布漁、自然のことですから仕方ないけど、こんな思いは今年一年にして欲しい!

成昆布に向け、繁茂状況が好転する事を切に願います!!!

 

 

 

話は変わりますが、先日、直売店内を回っていたら、観光客の方から『お兄さん、厚岸でおすすめの昼食ありませんか?出来れば生ものとか…』と言うので、せっかくお兄さんと言われたので、この写真を見せました。

これどうです?と聞くと是非行きたい!との事で、ご案内させて頂きました。ボリューム凄くて食べきるの大変だけどね笑

 

これは厚岸の老舗料理屋『桜亭』の上生ちらしです。

価格は2,000円ちょっとだったような… 結構リーズナブル!!

 

厚岸にせっかく来て頂いたんだから、厚岸町で是非食事して欲しいし、出来ることから泊まって、厚岸の飲食店でしか飲めない厚岸ウイスキー『牡蠣の子守歌』でも飲みながら厚岸の思い出を深めて欲しいですね。

 

厚岸が好きで厚岸にお世話になって生きて来ました。

だから、微力ながら厚岸の素晴らしさを伝えて、喜んでもらいたい。普通にそう思う。

 

確かに人口も減少傾向で、昔に比べたら町は小さくなった感じはあるけど、厚岸は何もないって厚岸の人が言ってしまったら、町は良くならないと思いますね。

だから、何か出来ることを考えてこれからも伝えて行きたいと思います。

 

本日は定休日ですが、明日からバッチリ営業します!!

沢山のご来店、お待ちしております!!

店長、頼むよ~。