十二番からは歩いた。
気が変わったわけではなく、ここからいくつかのお寺は市街地にあるし、季節的にそろそろ秩父の道路は渋滞が悪化すると思ったからだよ。
8時半頃に着いて御花畑駅から歩いて行くとランニングしてる集団とすれ違ったんだ。ランニングで三十四箇所回るんじゃないかなと思った。距離はちょうど100キロくらいなんだよね。
ちなみに御花畑駅って羊山の芝桜を指しているんだね。知らなかったよ(爆)。
御花畑駅から徒歩15分。この道は抜け道になっているのかタクシーとか通るから注意だね!
そう、この左から車走ってくるんだ。紅葉はまだ始まったばかりなり。
十二番札所 佛道山 野坂寺 聖観世音菩薩
副住職が朝の掃除をしてた。
ちょうどこんな感じだけど、小僧じゃなくて年齢は大人。御住職かと思ったほどだけど、納経所にもっと年配の御住職が現れたから、たぶん副住職ってことで。
楼門にはこんなに迫力のある牛の木造がいた。
実存した牛らしくて昭和六年ころから戦後にかけて普通の牛の3倍の重さの荷車を引いて活躍した怪力牛なんだって。
ここから十三番へはほぼ駅に戻る感じで、距離は1.4キロ。
十三番は御花畑駅の手前の踏切を渡った角にある。この犬はお参りしている間ずっと居たからこのお寺の飼い犬なのかな。とても大人しい奴だった。
十三番札所 旗下山 慈眼寺 聖観世音菩薩
御線香は50円だったんだけど、なんとPayPay払いが可能だった。初めてだし、とりあえず今のところ他ではない。ちなみに支払先は株式会社慈眼となっているのだけど、宗教法人じゃないの???
御朱印もPayPayでお納めしたよ!巡礼ってけっこうお金使うんだよ。だからキャッシュレスって凄く便利。
日本武尊東国征伐の折、この地に旗をたてさせたことからハタノ下と呼ばれ、後年これが、ハケノ下と転じた。(どうやらハケノシタと読むらしい😆。)
奥にあった瑠璃殿は薬師如来をご本尊とし、眼病平癒に御利益がある。それでか境内にはメグサリの木があった。
次の十四番は600メートルなんだけど、当然いろいろ寄り道もするし、それが歩きの醍醐味ってもんだよね。
武田信玄は配下の失敗をこの寺の霊験にて許した
別にふつうに許して上げてもいいじゃないか😊。心は広く持とうよ(爆)。
そうだった、ここに着いた時にお遍路さんの装束を来た2人組の後姿が見えたがあとでわかるんだけど、八番で会った2人だった。
次は700メートル先の十五番に向かうけど、その前に癒やしの場所に寄るよ。だから2人組とはもう会わないはずだったんだけど。
ね。