秩父三十四観音霊場 二番〜四番 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

二番は山の上にあって、納経所は別のお寺なものだから、来ない人もいるんだろうな。細いすれ違いの出来ない坂道をくねくねと登ってピークからちょっと降った所にお寺の駐車場があった。


誰も居ないし、ただの広場だね。でも周辺には数軒の人家がある。

奥に見えるのは無住寺になる前には住職が住まわれていた寺務所だろうか。そこから左に曲がって更に石段を上がっていくと、本堂があった。



二番札所 大棚山 真福寺 聖観音菩薩





こちらにも、この額が掛かっていた。



鬼丸の洞窟に祀られたいた聖観音菩薩像を大棚禅師が御本尊として堂を建てたとある。

書かれてはいないが、1487年〜1489年の頃に水害にあって三十三観音霊場から外され、代わりのお寺がそこに補充されたそうだ。しかし信者などからの強い要望もあって、現在の三十四箇所となって復活したという歴史がある。



駐車場に戻ると桜が3本あって咲き始めていた。寒桜だろうか。

登って来たほうのとは反対側のやはり急な九十九折れの道を降り納経所へと向かう。



二番納経所 光明寺

麓にあって仁王像が迎えてくれる。



御住職は水槽の掃除をしていた。境内にはペットらしいアヒルが散歩中。動物が好きなのだね。



三番は二番から向かうと美の山公園に至る県道11号線を横断して新木鉱泉の裏を流れる川を渡った山裾にある。



駐車場には地元で取れた胡桃と銀杏が売っていたので、銀杏を買った。大好きだけど、食べるのたいへんだよね。



三番札所 岩本山 常泉寺 聖観音菩薩





本尊の聖観世音菩薩は行基の作だと書いてある。

納経所からは駐車場が良く見える。御住職はバイクの方かと確認されて、サイドカーについて色々聞いてきた😊。おそらく元ライダーなのだろうと思う。

日中は暖かかったが、15時を回ると冷え込んで来た。暑くて脱いでいたジャケットを次に着いたら着ようと思って向かったが、一気に身体が冷えてしまった。

四番は県道11号線のまた反対側に戻る。だいたい新木鉱泉の入口あたりを逆に入る。



四番札所 高谷山 金昌寺 十一面観世音菩薩

大きな草鞋だね。まさかここから草鞋かつが生まれたわけではないだろうけど。



本堂へは石段を登っていくのだが、境内が狭くて本堂の画像が上手く撮れなかった。



悪人荒木丹下を観世音菩薩が娘の巡礼者に姿を変えて現れて大善人に改心させた。それほど霊験あらたかなのだということが書いてある。

ここからは裏道づたいにR299方面へと進むけど、それはのちほど。

ね。