週末は河原町のホテルに予約していたのだが、緊急事態宣言が延長されたのでキャンセルした。残念だな。
さて、ブログのほうはまだ8月なのだが…
ということで、本題に入る。
メンテナンスを完了し、地に足をつけ、決して跨がず・・・
ああ、県境をね。
飛び跳ねて跨がないように、安全速度でタイヤは設置されたまま通過させて、新潟県十日町の竹所に視察。
跨いでないって、一休さんかよ😓
右奥「イエローハウス」はカフェなのだが、現在は休業中である。左に見える「梨の木ハウス」民家なので、住民あり。
洋風なレンガの家
でもこちらも古民家を再生した建物である。
ほんの一部だけの紹介だが、これらを手掛けたのはドイツ人のカール・ベンクス氏。詳しくはこちらを読んで頂いた方が良いだろう。
たまたま某国営放送で竹所を取り上げた番組を見たので、来てみたくなった。
カールさん好みの生ハムとブリーのオープンサンドとカプチーノを頂く。
そこからは越後川口まで信濃川沿いを降り、高速を折り返して小出まで走り、そこからは山間部へと向かう。
一つの源泉を3軒の旅館が共同で管理する古き良き時代の湯治場の雰囲気を今もなお残す新潟の温泉地。
3軒の宿は、自在館、神風舘、そしてこの宝巌堂である。今回もこちらにお世話になる。
5月に予約した。変異株が蔓延する状況下で出かけて良いものかと考えたが、宝巌堂さんは、どうぞ安心して来てくださいというスタンスだった。それに宝巌堂さんは新潟県民限定の宿泊費に補助が出るキャンペーンにも参加せず、ひたすら常連客の為の運営を行なっている。キャンセルするのは申し訳ない。
そもそも、栃尾又温泉は湯治の湯であって、風呂で賑やかに話すような客は、たまに間違えて来るくらいである。そんな周囲の状況を理解出来ない客がひとりいるだけでも、その日に来てしまったことを後悔するほど、基本的にはみんな無言で座禅を組むかの如く、湯に浸かっている。
湯は人肌。35度台というぬる湯なので、1時間〜2時間、あるいはそれ以上の時間をかけて、ゆっくりと湯に浸かる。
宝巌堂さんは、お一人様歓迎のお宿でもある。
むしろ、普段は連泊からの受付となる湯治コースを一泊でも体験できるのはありがたいことだ。
お酒はあまり飲むと夜の幻想的な「したの湯」に入れなくなるので、緑川酒造の折衷貯蔵酒を一合と、ウヰスキー樽に寝かせた限定酒をロックで頂いた。
温泉施設はカメラ持ち込み禁止となったので、撮影出来ないが、うえの湯、したの湯、おくの湯の3つの浴槽を男女交代で了解する。
到着後はうえの湯、寝る前にしたの湯、翌朝はおくの湯に入った。
全て同じ源泉のラジウム温泉である。ラジウムは湧き出した途端にラドンとなり、呼吸から体内にはいり、あっという間に崩壊する。所詮、放射能だから身体に悪いかもしれないが、昔から湯治場として愛されたきた事実が私の信ずる全てである。
朝食は普段と何も変わらない。いつも通り、お櫃は空になる。
左は自在館の大正館、奥は当初は日帰りの温泉施設として建設された施設で、うえの湯とおくの湯がある。したの湯は、自在館の建物に入って、湯の沢川沿いへと降りていったところにある。
山古志定食は普段は1,200円なのだが、長岡市の観光キャンペーンで1,000円だった。肉の南蛮詰めが美味しかった。棚田とかの写真も撮りたかっし、また来よう。
メインの道路はそこそこの広さはあるのだけど、完全一車線の山道の先にビューポイントがあったりすると、ウラル初心者としてはなかなか入りにくいのです😓。
透明なオイルは、500km走るとこのくらい汚れます。
ね。