病み上がりのダメージで哲学の道へと進むのもたいへんそうだし、吉田神社に登るのもたいへんそうだし、せめて真如堂に行こうかなと向かいました。東山だと東から洛中へは下り坂になるからね。
天台寺のお寺です。庭園の特別公開をやってました。やはり観光客の姿はほとんど見えません。
借景。奥の山の正面方向がちょうど大文字。
午前中にお参りした百万遍知恩寺で書いたように浄土宗七大本山のひとつ。芸舞妓さんの撮影会の企画などの案内で、よくここを利用されているのを見ます。
京阪で祇園四条駅に戻り再び花見小路へ。
さて、今回の旅の目的の一つは、西院の妖怪堂で妖怪講座なのです。この日の17時から1時間半程度の講座なのですが、これを聞こうと思っていたわけです。
それには阪急で河原町から西院に移動して、妖怪堂に向かわなければならないのです。
どうやら盛りだくさんの計画は今回は無理らしい。歩くペースがなかなか上がらずに時間がどんどん押してしまいます。そんなことをしているともう一つのより重要な目的まで体力が持ちそうもありません。
そんなわけで妖怪堂行きはお昼前に断念し、変更して行ってみようと思ったのがギオンコーナーです。
公演は、18時と19時の毎日2回。時間が微妙なので、普段は来られないです。いつも行く北大路の照月は祇園からだと1時間ちかくかかりますから、両立は出来ません。今回はもともと妖怪堂へ行くつもりだったので照月も予約していませんから、どちらの時間でも見られるわけです。
関係ないけど、個人的にはこの舞の衣装ってヨーロッパ系の人の様子を表しているような気がします。
狂言
18時からの公演が終わって外に出ると19時に入る客の行列が出来ていました。
一度ホテルに帰ってシャワーを浴びて、汗染みの出来たシャツを着替え、前立腺の薬を飲んで(爆)、20時すぎにようやく魑魅魍魎の住む六波羅の夜の街へとお出かけです。
久しぶりに飲むお酒なんで、おっかなびっくりレモンサワーから始めちゃったりして。
さて、今回の最大の目的は、先斗町のとあるバーにお邪魔すること。意を決しない入れないのでお酒は必要です(爆)。断られたらどうしようとずっと思っていたけれど、おっかなびっくりお邪魔させて頂いたところ快く受け入れて頂けました。
滞在時間3時間。水明会とかもろもろお願い出来たし、隣に座っていた方とも意気投合というか、いろいろ共通のことがあって盛り上がれました。居合わせた舞妓さんからも千社札を頂いて、思っていた以上、楽しい夜となりました。
0時を回ると先斗町にも流石に人通りもほとんどなく・・・。お酒は2週間ぶりなのにちょっと飲みすぎましたか?
ね。