手打蕎道 奈賀井 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

上田の北国街道 柳町の手打百芸 おお西。その門下が店を出したのがこの奈賀井である。


おお西を始めて知ったのは、上田に辛味大根の汁だけで蕎麦を食べさせる店があるとテレビで見たんじゃないのかなと思う。明確な記憶では、蕎麦の雑誌で韃靼蕎麦についての記事でこのおお西が取り上げられていた。そしてようやく食べに行ったのは、発芽蕎麦を開発したあとだった。


十割蕎麦 手打蕎道 奈賀井


長野県上田市西内725-1
電話・FAX 0268-45-3088



photo:01


道路に面した大きな看板には、おお西と同じ手打百芸の文字が刻まれている。しかるに今の暖簾には手打蕎道、これは如何に・・・


2年ほど前に会社の事務員が、家族と鹿教湯に行くにあたり、おいしい店を紹介しろというので、こちらのお店を紹介した。実は本人は行ったことがない(^^;。でもおお西門下なら大丈夫だろうと思っていたら、なかなか好評だった。特にお母さんに好評だったというから間違いあるまい。

photo:02

店内は落ち着いた雰囲気で、ちょっと異国風のテーブル席がある。


photo:03


注文したのは発芽田舎そばと更科の2色盛である。


更科は磨きに磨きをかけたそうめんのような白さであり、外皮ごと打ち込んだ発芽田舎そばは黒い。発芽そばには、外皮を取り除いた発芽荒挽きそばもあり、そちらも選べる。


更科は弾けるような食感だが、香りに乏しく思う。

photo:04


発芽田舎そばは田舎といえども細めで、濃い蕎麦の味がする。おお西で食べた発芽そばにくらべると、もちもち感が軽い。


この弾けるような食感とか、もちもち感という部分において、知り合いの中にはこれは蕎麦ではないと言う方もいる。


photo:05


そば湯はあくまでも濃く、麺つゆと割らなくてもおいしく頂ける。


総評としては、おお西の分店に行けばよかったかなと感じたけど、違う道を模索中なのかもしれない。ただし、まずい訳じゃないですよ。おいしいです。あくまでもおお西流で考えた場合です。


手打百芸 おお西はこちら


また別所温泉にもおお西の別所分店 がある。右の山の中だよ。




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