さて昨日のこと、いつものように午後から、しかもスタンド寄ってまたもや1万円も給油し(本当に考えなくっちゃいけないなー)高速道路に飛び乗って、安全運転で向かったのは渋川・伊香保ICでした。
四万温泉 御夢想の湯
日向見地区(四万最深部)
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉/56.6℃ pH=8.9
平成18年に新たな湯屋になりましたが、四万温泉発祥の湯です。もともとは日向見薬師堂の隣にあり「四万の病いを直す霊泉を授けよう」と、わき出た湯が、この温泉で、まさに四万温泉の名前の由来となった温泉です。現在はちょっと離れた場所にあり、隣接した無料の駐車場が利用できます。
共同浴場で、利用時間は9時ー15時となっています。無料ですが、気持ちがあれば寸志を置いてきましょう。寸志はこちらに投入します。
男女別の脱衣所の浴室は、玄関、廊下、トイレ、そして浴室。脱衣所は浴室内にあります。浴槽は脱衣所から階段を下った場所にあります。
先客1名。浴槽は岩をくりぬいた素敵な物です。大きさは男性成人だと2名が限界と思います。
目の前は渓流で、今の時期ですと新緑がすがすがしく・・・
実はちょうど雨が降り出していて、ゴロゴロという雷鳴に期待で胸を膨らませての入浴でした。
ケロリン桶でやや熱めのお湯を十分に被り・・・といっても普通に熱めなので入浴適温範囲内です。旧施設の頃はもっと高温だったという記述がネットを検索すると出てきます。
源泉かけ流しで、飲泉可能です。お湯はどこといって特徴がない飲むと白湯のようなお湯です。四万というと熱いという印象があるのですが、そこまででもなく、臭気もこれといって感じないです。しいて言うなら、肌の脂質がすーっと分解されていくような、湯上りがさっぱりとする泉質だと感じました。
利用者が多く、湯の汚れが酷い時があるようですが、幸いそのようなことも無く快適でした。
昔から湯治で有名なこのお湯ですが、どうして効能が高いのだろうかと不思議ですらあります。まさに温泉の不思議ですよね。同じようなことが、山口の俵山温泉のお湯にも言えるかと思いますが、本当に不思議です。
今週は人事がらみでストレスを抱えてしまったようで、腹が張って痛かったのですが、入浴して飲泉してたら少し楽になりました。まぁ♪、ひとっ風呂で効果が出るほどのものではありませんから、気持ちの問題でしょう(^^)。
建て直してからまだそれほど経っていないので、材木の変色もなく建物は綺麗です。綺麗すぎて侘び寂びがないと古くからのファンの方には嘆く方もおられるのでは・・・。
目の前には足湯と何故か郵便ポストがあります。
向こうに見える藁葺きの建物は、日向見薬師堂です。群馬県内では唯一の国の重要文化財に指定されている寺院建築ですが、なにしろ夕立が始まりつつあったので、見学は後日としましょう。いずれこしきの湯にもくるでしょうからね。
ええ、夕立です
それでは露天風呂に、、、いっちゃおうかな
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