長野県の小布施町の、雁田山(かりだやま)を登ってみることにしました。
僕は雁田山を知りませんでしたが、長野市近郊の低山ハイクでは、人気があるとのことです。
標高は約780メートルで、歩く時間は3時間程度だそうです。
小布施町の朝焼けの空。天気予報は晴れ。絶好の登山日和になりそうです。
午前7時に登山口の岩松院(がんしょういん)に着きました。
岩松院には葛飾北斎の天井画があり、小布施町を代表する観光名所のひとつとなっています。
まだ開いておらず、僕は見ることはできませんでした。
雁田山にはもうひとつ、すべり山入口という登山口があります。
今回は岩松院から登り、3時間掛けてすべり山入口へ下りてきて、徒歩(20分)で岩松院へ戻る、というプランです。
これが岩松院です。駐車場を使ってよいみたいです。他にも止めている登山者がいました。
ただで駐車させていただくのも申し訳ないので、お賽銭を多めに入れて、さぁ、登山スタート!
予報通り晴れ。暑くなりそうです。
いきなりの急勾配に驚かされました。
頂上の千僧坊(せんそうぼう)まで一気に登ります。距離は1.5㎞。
ひたすらに急な登り。早くも汗がダラダラと流れてきました。
ときどき後ろを振り向くと、木々の合間から千曲川沿いの街並みが、わずかに見えます。
絶景が大きく広がりそうな予感がします。
傾斜がきついと、僕の頭の中はカラになります。僕の地元の弘法山の歩き始めもキツイけど、雁田山の方が急勾配の距離が長い。
この急な登りが、おそらく千僧坊まで続くのでしょう。
千僧坊への途中の大城という地点で、景色が良くなりました。小布施町や長野市が一望できます。もしかして、中野市まで見えているのかな?
むかし、雁田山には城がありました。
それがこの大城にあったのかどこにあったのか、よくわからないようです。
大城という地点は、登山者が休憩できるようになっていますが、城を築くことができるほど広くはありません。
再び、千僧坊を目指して歩きました。
花が少ないなぁ。
ホタルブクロを見かけましたが、他に咲いている花はありません。