雁田山 猿 歩くこと作ること | 桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

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陶・造形作家桜井ケンイチの出来心で書いたブログです。美味しいもの、旅で出会ったひと、作家としての生活、このようなことを紹介できたらと思います。趣味はゲストハウスの旅、車中泊の旅、低山ハイク。





雁田山の最高峰である、千僧坊という地点に着きました。

千僧坊って、面白い名ですね。岩松院の前身の寺に由来するそうです。



とても広々とした眺望です!

千曲川沿いに平地が南北に広がっています。長野平とでも呼びたくなりました。

正式な呼び名が、きっとあるのでしょう。

千曲川に浸食されて、この平地ができたのでしょうか?

まっ平らです。




千僧坊からさらに歩くと、展望園地という地点に出るようで、そこからの眺望はもっと良いと書いてありました。

少し休憩して、再び歩き始めました。

誰ともすれ違いません。僕ひとりです。ちょっと怖なー、他に歩く人はいないのだろうか?と思っていたら、




二匹の猿と遭遇!

大きかったです。僕の20メートルほど前にいました。

猿はすぐに逃げていきましたが、向かってきたら危なかったです。猿も気をつけないと攻撃してきます。





下りたり上ったりの繰り返しで、平坦な道がほとんどなし。ストックを持っていてよかった。





道は結構キツイです。次に作るアイディアなんて、考えている余裕はありません。

頭の中は無です。

気持ちを無にしたい修行僧は、雁田山に登ったらよいと思います。


なぜ山を歩くのだろう? それは制作と似ていて、理由なんてなくて、歩きたいという衝動なのです。

もし頂上に到達できなくても、その過程だけでもいいのだと思います。