作品撮影 古民家のスタジオ | 桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

陶・造形作家桜井ケンイチの出来心で書いたブログです。美味しいもの、旅で出会ったひと、作家としての生活、このようなことを紹介できたらと思います。趣味はゲストハウスの旅、車中泊の旅、低山ハイク。







21日金曜日、長野市に向けて工房を出発しました。

外は雨ですが、長野市は曇りの予報です。


時刻は早朝4時。国道246号は空いていて、ときどき対向車とすれ違う程度でした。



山中湖、河口湖、八ヶ岳と、景色のきれいな地域を通りましたが、天候はあいかわらず雨降り。写真は1枚も撮りませんでした。


国道20号から19号へ。長野県の信州新町のあたりから空が明るくなってきました。

雨が上がったというよりは、曇りの地域に、僕が入ったのでしょう。





画像は信州新町の犀川です。犀川は千曲川と合流し、日本海へ注がれます。見るからに深そうで、山々の深い緑色のもとで、とても美しく流れています。



長野市に着きました!

雲の合間に、太陽が顔をのぞかせていました。





善光寺の西に位置する、「ナノグラフィカ」さんです。ここで作品の撮影をしてもらいました。

参道から一本西へ入った小道にあり、古民家を改装したスタジオです。




入口にはスタジオを象徴する手描きの看板?が掛けられていました。射し込む陽の光が優しかったです。




オートバイの横に停車し、作品を下ろしてすぐにコインパーキングへ。2時間600円、それを越すと1時間300円でした。善光寺近隣なので、もっと高いかと思った。


付近には面白そうな店が点在してました。リノベーションされた専門店が多くありました。

のぞきたい気持ちを抑えて、ナノグラフィカさんへ戻りました。撮影開始です!






畳と白壁のおばあちゃん家のような空間と、カメラの器材が、不思議と調和してました。

「ゴドックスと読むのですか?」と聞いたら、「そうです。中国のメーカーですが、どんどんと質が向上してます。中国メーカーは侮れないです」とのこと。

なるほど。



金箔と貝の光り具合がちがうようで、照明の当て方に工夫がいるようでした。

台を外して撮るとか、畳に置いて撮るなど、僕の要求に面倒がらずに応えてくれました。



ナノグラフィカさんとは、あるイベントで知り合いました。「作品撮影承ります」と、各ブースをまわっていたのでお願いしました。

そのときを含めて、これで3度目の撮影です。





午後4時過ぎに終了。お疲れ様でした。

7月3日までに画像を欲しいと伝えたら、「では、急いで6月中に完成させます」と。

いつも急がせてすみません〜。



このスタジオは、何人かのカメラマンで、共同で運営されているようです。

撮影してくれたUさんは、ママさんカメラマンです。

「これから子供のお迎えなんです〜」と言ってました。

こんな人生も、いいなぁ。