素焼きの窯を焚きました。
陶器を作るときは、素焼き本焼きと、二度窯焼きをすることが多いです。
素焼きとは、主に釉薬の食いつきをよくする目的で、低温で焼くことを意味します。
僕は750℃で焼きます。
玉川髙島屋に出品するうつわと、猫のオブジェを素焼きましたが、猫のオブジェは釉薬というよりは、化粧土の着きをよくするために素焼きしました。
これは点火する前、窯つめを終えたときの画像で、上段にうつわ、下段に猫のオブジェが入ってます。
だいぶスカスカなのが、一見してわかりますね。
本来は、天井から10cmほどのところまで積めますが、今回は作り切ることができなかったので、少ない数で素焼きしました。
僕の窯は灯油窯で、大きさは0.3リューベです。
1m×1m×1mが1リューベですので、この窯はその約3分の1の大きさです。
少ない量で窯焼きするのが贅沢に見えるのを揶揄して、大名焼きと呼んで笑ったりします。
週末まではずっと、釉薬掛け、出品リスト作成、そして猫のオブジェに金箔を貼る、ですね。
余裕を持って制作するは、どこへやらー。