今現在、野球界に留まらず世間を驚かせているのがプロ野球球団・東京ヤクルトスワローズに所属しているバレンティン選手である。
 離婚協議中であった妻に対しての暴力・監禁が事の発端であり、バレンティン選手がプロ野球界にて輝かしい功績を残してきているということがあり、尚更、報道及び気にかける声は日に日に大きくなっている。選手ではなく容疑者というテレビで見た文字は印象的だった。
横浜DeNAベイスターズから自由契約となってしまっているラミレス選手は、プロ野球界に2001年から携わってきた珍しい外国人ベテラン選手である。彼は日本のプロ野球界に貢献したいと述べ、転々としてきた球団の中で常にバックアップをしてくれる支柱的存在だった。しかし、現在は所属可能な球団がないままの放浪者状態。
自分はバレンティンが将来ラミレスのような存在になってくれるのではないかと薄々期待している。彼はまだ20代後半で、2014年からは3年7億7000万円の大型契約をしたばかりであり、将来野球界を引っ張ってくれる“ポストラミレス”なのではないだろうか。
昨年度日本一の原動力となり、2012年から2013年にかけて同じ問題を抱えていた東北楽天のジョーンズ選手も次期監督候補に名乗りを挙げるといったように日本に寄与するプレイヤーの一人だ。
周りの選手との共通性は多く見られ、そこまで大騒ぎするほどのことでもないといってしまえば、後の祭りだが、それほど周りは、彼を懸念し好評していることがよくわかる。

順にバレンティン、ラミレス





唐突ではあるが自分の、野球というスポーツにおいて一番好むプレーといえば四球である。一見地味で微妙なプレーの一つとしてカウントされてしまいがちではある。他の例としてバントや犠牲フライや盗塁などが挙げられるだろう。しかしそれこそがsmall baseballの原点なのであり、日本人が大切にしてきた遺産だ。日本人特有の器用さと機敏さがそれを示していた。
 四球は他のプレーと連鎖することに利点がある。これはhitも同様のことがいえる。勿論ランナーが貯まればHRの魅力がより加算、犠牲フライやバントの効力が増加されていく。ではhitと違っている四球の利点とは何か―それはpitcher に、確定したスタミナの浪費・孤独な困惑感の増大さを与えるということである。
 しかし、HRの爆発的な魅力や奪三振の瞬間的魅力に期待を掛けるようになりそれらは印象が透過している。これが悪いとは思わないが少しばかり奇妙だと思う。成績ランキングにてHR,奪三振,打点,などが多々目にするのに対し、四球,バントが相反しているからだ。選球眼が優れたbatterやコントロールに苦戦をしいられたpitcherらが日陰になってしまう。そのようなことも含蓄・考慮して日照りさせてもらいたいものだ。
本日、ジブリ最新作の映画『風立ちぬ』を見て来ました。今作は宮崎駿監督が久しぶりに指揮したものとなっていて実に魅了されました。
毎回ジブリの作品を見て抱く感想なのだが、続編の制作及び放映がされていないことについてです。話の続きがそもそもないのか、続きを作れば歯切れが悪くなってしまうからなのか、根元的理由は不明ですが、いずれにせよ魅力の一つであることは妥当です。主人公の夢や冒険、そして恋。これらをジブリ独特の世界観に乗せて物語が進行していくのが主であるわけですが今回少しばかり違点があったような気がしました。過言になるとネタバレになる恐れがあるので大雑把な考えになってしまいましたが、一言で済ませると“憂愁の美”。掛け方が多少雑ではありますが、凝縮するとこうなると思いました。
是非即刻見てもらいたいです。賢明な面持ちで夢に向かう堀越二郎とそのあるがままの姿を支え見守る里見菜穂子とそれを取り巻く人物達の物語を。