今様々な記事で取り上げられているのがSBのバリオス選手である。何が注目されているかの全容はこうである。
育成登録選手として数年前にSBに入団にしたのがバリオス選手で、自身の活躍と周囲の期待から今年度支配下選手登録された。勿論支配下選手登録されることも注目を集めることに違いないが、これに留まらず背番号が常軌を逸していた。というのも通常野手に使用される背番号“7”が振り分けられたのである。
背番号7は、巨人では長野、楽天では松井稼頭央、オリックスでは糸井といったようにそうそうたる面々である。
もともと空席背番号が7、8しかなかったからというのが事の発端であるというのだが自分も意表をつかれてしまった…
背番号は投手が―、野手が―という規則はなく、いってしまえば大半自由である。しかし、投手が―、野手が―という固定概念・大雑把な偏見があったからこその不思議さが生じたのではないだろうか。
つまり野球には様々な先入観がありそれが交錯しては度々混乱を招くのである。
とにかく“バリオス投手”が珍事に惑わされず堂々とゲームを支配することを祈願。

※記事投稿時。後に67へ変更。
広島~堂林翔太

チームの長打力不足を補う若きホープ。ご存知昨年は最多三振・エラーという不名誉な記録を作ってしまった。今シーズンはダイナミックさではなく慎重さが大きく求められる。



阪神~伊藤隼太

2011年ドラフト1位・大学卒で若干即戦力として注目を集めたが、2012年は不甲斐ない成績で幕を閉じてしまった。2013年は米球界からの復帰である福留とポジション争いになるため打力だけでなく走塁技術や守備力にも磨きをかける必要がある。

DeNA~モーガン

ブルワーズ、ナショナルズなどメジャーのチームに在籍し、自身の性格から、まわりからの非難を浴びることがあるが、実績は十分である。長打力はあまり無いが器用なバットコントロールで安打量産する典型的なアベレージヒッターで今のDeNAには必要な存在。ブランコ、ラミレスとの外国人クリーンナップもできつつある。
巨人~阿部慎之助

昨年は三冠王目前の二冠王であり、チームの捕手兼主将としてチームを牽引し、チームの大勝に大きく貢献。怪我のしやすさがたまに傷で、WBCとペナントレースを跨いでの活躍は難しいかもしれないが、球界一の捕手に期待。



中日~大野雄大

2年目となった昨年はシーズンを通しては名を少し広める程度で終わったが、CSにて勝利投手となり一気に注目を集めた。中日を支えられる左腕を目指していく。



ヤクルト~増渕竜義

ストレートの球威レベルが高い選手。変化球は様々あるが、どれも中途半端になっており結果がでないのが落ち。それは成績も物語っている。
 2010年に中継ぎで結果を出し、2011年に先発ローテに組み込まれたが、そこで沈下した。2012年に中継ぎに戻され調子を再生しようと試みたものの時すでに遅し。ストレートも大事だが、それだけでは球界に留まれない。最初に述べたように変化球、それに加え先発でいくか中継ぎでいくかの判断・コンディションが重要視されてくる。