与えられたプログラムをこなす(ピリオダイゼーション) | さかもとサンのブログ

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ウエイトリフティングやパワーリフティングやベンチプレスやボクシングや筋トレフィットネスやら
なんかいろいろをそれなりの期間やっている人が思っていることなどを記事にしているブログです。

私も最初の頃は「このトレーニングとこのトレーニングと・・・を10回3セットやってね」と、そんな形で始めましたけどね。
今では何故か否定される10回3セットですが。
これがプログラムかどうかと言われると多分違うと思います。

マニュアルが欲しいとか、プログラムってそれと似たような物だと感じてしまいます。
全てを管理した上で、余計なことはしたくない、イレギュラーは起こってほしくない、エラーも出来れば起こってほしくない、ある意味安全に効率よく目的を果たす為にレールが欲しいのかな、と、自由人の私は思います。

プログラムで上手く行く人もいると思います。
でも、上手くできない人もいると思います。

上手くできない人を「プログラム通りにやらないからダメなんだよ」と責めるのは違うと思います。

私もそうですが、自由人は飽きるんですよね、決まったことをやるのは。

だから実はパーソナルトレーナーに指示された内容を無視して、1RMとか15RMとかやったり、指示されていないのにスクワットでフルボトムやって怒られたりしました(笑)
これはしょうがないんです、性格ですし性質でしょうか。

でもそんな自由人でも日本記録取れたりするので、プログラムをこなさないと強くなれないなんてことはない。

プログラムだろうが、自由にやろうが、必要な時に必要なことができていれば良いだけなのです。

そのタイミングを計画的に作ろう、狙おうというのがプログラムで言うピリオダイゼーションというものですね。

自由人は狙おうとはしていませんが、いろんなパターンを頻繁に試しているので、数打ちゃ当たる理論でタイミングが合う確率が高いので結果必要なタイミングで必要なトレーニングが出来ている可能性があるということですね。

私はプログラム、ピリオダイゼーションを否定しないし十分意味のある事だと思います。
でも私は計画性ない自由人の性格なのでダメなんですね。

世の中にはいろんな人がいて、大きく分けてプログラム(ピリオダイゼーション)が得意な人と、そうじゃない人がいるだけです。

プログラムを推奨して組んでみる人は「苦手な人にもプログラムを随時組んでいき上手くできるよ」と言うかも知れないのですが、そもそもが管理されることが苦手な人は無理なんですよね。

そう、自由人ってワガママで気まぐれだから、管理している人がキレそうになるんじゃなかろうかと思いますよ。

「いや今日はそれをしたくない、気分じゃない」

私はパワーリフティングで超有名なジムに行って修行したことがありますが(とあるSNS経由で紹介されて行ったんだけど)結局ダメでしたね。

自由人は自分で考えるし、自分の意思で動いてしまうので、管理をしたい人からして見たら扱いにくいんでしょうね。
そして自由人は束縛が嫌いなので、管理って束縛と同等なのでね。

結局、最終的に最初に私が出した希望の重量を大会でやらせてもらえなかった、これが一番嫌だったというか、その重量をやりたくて専門ジムに行ったのに、と実はパワーリフティングの大会デビューは不満が残る形だったのは今でも記憶にあります。

プログラムを組むとおそらく、タイミング的に私が望んだ重量を扱うタイミングではなかったのでしょう。
それは理解しますが、しかし第三試技で失敗覚悟で希望重量やっても良かったなと思います。
ダメだったらダメだったで納得できるけれども、最初からやらないのは納得も何もないです。

そういう意味でも私はピリオダイゼーションは嫌いなのかも知れませんね。

計画性?知らねぇよ。私のやりたいようにやらせろよ、って感じです。
つまりワガママで自分勝手なんでしょうね(笑

でも、そんな私でもウエイトリフティングのマスターズでは全日本で優勝できるし日本記録も取得できましたけどね。

まあ人生というか物事なんてそんなもんだと思うと、プログラムとかピリオダイゼーションがちょっと下らなくなってしまいそうですね。

決してそんなことはないと思いますよ。
パワーリフティングもウエイトリフティングも指導者絡んでいるならチームですから、チームで物事を成し遂げるにはワガママ言ってないで言われた通りにやっていればいいんですよ。

まあ、一つ言えることは、私のような自由人にプログラムは向いていないってことです。
身体的にではなく性格的に(笑)