ウエイトリフティングの補助練習にワンハンドスナッチいいぞ | さかもとサンのブログ

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ウエイトリフティングの種目は一つの道具を二つの手で持ちます。

二本の上肢を使いバーベルを挙げる訳ですが、両腕とも同じ動き、筋出力をしていると思いますか?

結論から言うと、訓練しない限りは右と左とでは動きや筋出力が違います。

それが分かるのがワンハンドスナッチです。

バーベルでのワンハンドスナッチは難易度が高いので取りあえず通常はやらなくても良いとして(でもある程度のレベルになったらやってみた方が良い種目ではありますが)ダンベルスナッチやケトルベルスナッチは比較的初心者でも扱えるので、機会がありましたら是非やってみてください。

大体はスムーズにコントロール出来ている側で筋出力をしたり微調整をしたり、そちらがメインでバーベルを挙げている形になっていると思います。

それではもう一方は何をしているかと言うと、何もしている訳ではなく、補助的な役割なのだと思います。

だからメイン程精密な動きや筋出力コントロールも不要で、大雑把に出来ていればスナッチが成り立つとそんな感じでしょうか。

もちろん利き腕などの都合もありますので、多少の差があるのは当然ですが、その差はそれこそ利き腕だからこその誤差の範囲であった方が、パフォーマンスが上がります。

一番身近なところだとキャッチの時の肘の伸展具合で、大半が利き腕ではない方が曲がったり遅れて伸展したりしています。

それを修正するためにもワンハンドスナッチはある程度は貢献できると思います。

もちろん右と左の動きを出来るだけ揃える(できれば利き腕でコントロールが上手くできている側が良い)トレーニングも行って欲しいです。

ウエイトリフティングの上肢の動きは連動と言うよりは同期ですよね。
肘の伸展の速度も同じであった方がバーベルも傾かないし、肘の屈曲で赤を取られる確率を下げることが出来たりは、同期が取れた方が上手く行くことの方が多いようです。

それ以外にもワンハンドスナッチは体幹トレーニングにも良いので、やってみて損はないと思います。