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mushroom

〜 渋谷で働くIT女子ブログ 〜

うちの会社では社内へのキャンペーンや制度の啓蒙手段として
社内ポスターが作られることが多いです。

グループ会社でももちろんそれは同じで、バズでも

・半期毎のスローガンポスター
・半期毎のキャンペーンポスター
・クオーター毎の営業ポスター

などなどが作られています。

しかしバズには社員デザイナーがいない、ということで
(業務委託の方はいるのですが、これは頼むほどでもない…のか)
2年前くらいから私が見よう見まねで作ってました。

来年度からはついに待望の社員デザイナーさんが入ってくるということで
私のお役もそろそろ御免かと。

ということでちょっと見返していて面白かったので、
せっかくなのでいくつか並べてみたいと思いますw

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◎一番最初営業ポスター「ゴールドラッシュキャンペーン」
$mushroom
→アウトレイジの完全ぱくりw
 元画があるとデザインしやすかったです。この頃はイラレが私は使えなかったので
 Photoshopで全てデザイン。データサイズがギガで全然開かないですw


◎営業ポスター「マシンガンキャンペーン」
$mushroom
→映画マチェーテがのマシンガンお姉さんがテーマとのことで、爆発系。
 毎度、取締のT田さんが分かりやすいテーマをくれるので有り難いです、また
 T田さんの好みも分かりやすいので有り難いですw


◎営業ポスター「冬のスナイパーキャンペーン」
$mushroom
→ゴルゴ13がテーマ。わざわざT田さんがモデルガンを購入してくださったおかげで
 臨場感溢れる写真が撮影できましたw


ピックアップしたものは人物写真が多く、写真の切り抜き作業と色彩調整に
毎度苦戦しておりました…
特に男性のワックス付けていてつんつんしている髪の切り抜きの面倒くささと言ったら…

http://www.find-job.net/startup/photoshop-40s-haircut
↑この「境界線を調整」を使いまくりです。


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ただここで言いたいのは「めんどくさかったーー」ということではなく、
※逆にかなり楽しんでやらせていただいておりました

デザイナーがいない & 社内用という状況のおかげで
かなり好き勝手やらせていただき、色んな技術や経験を積ませてもらえたなー
ということです。


多分自分で自主的な制作物のために、
これだけ調べたり勉強したりすることはないので
やはり実践は一番成長の近道なんだろうなーと実感しました。



※ちなみにデザイナーに転身するつもりは全くないです!
永遠の0 (講談社文庫)/講談社



一言、ものすごく感動しました。

少し前にブログに書いた、本屋大賞を取った同じく百田さんの
「海賊と呼ばれた男」も本当に胸を打つ作品でしたが、
それ以上だったかもしれません。

とくにジブリの「風立ちぬ」を見た後だったから、
というのも少なからずあるのかもしれませんが…


表紙にある通り、零戦に乗って戦った人たちのお話です。

本当にあの時代に生きる人々の感情や心持ちなんて
今を生きる私には計り知れるものではありませんが、
みんな同じように愛する人や家族がいて、
簡単に何千何万という人々が亡くなったと書きますが、
その背景にはその数だけの思いがあって…

いたたまれない気持ちになりました。


最後は色んな点と点が繋がり、
それがさらに感動をよぶのですが、
事実は小説より奇なり、で
本当にもっと想像も出来ない物語が70年前には
多数繰り広げられていたのではないかと思います。


ストーリーの中で印象深い箇所は多数あるのですが、
特に風立ちぬを見たあとだけに印象的だったのが
主人公でもある宮部の言葉。

「自分はこの飛行機(零戦)を作った人を恨みたい」



零戦は当時世界最高峰の戦闘機であり、
その優れた性能によって数々の敵機を撃破し、
日本が世界に誇れる技術力の結集だったことは間違いないと
思います。

ただその優れた飛行能力によって過度な飛行時間が
搭乗員に求められ、通常では考えられないような無茶な作戦が
取られたこともまた事実であり、その状況下で宮部が放った一言でした。


本の中でも何度もありましたが「たら」「れば」なんていうのは
言い出したら無限にあるけれども、
若き青年堀越が、いつかその飛行機で観光が出来るような平和な未来を
願い切磋琢磨して作り上げた優れた飛行技術が、
もしかしたら戦争を長引かせる一因となってしまったのであれば…
零戦が生まれなければもっと早く戦争の決着がついたのであれば…



もう少しこのあたりの小説や文献を読んでみたいと思いました。


とりあえず
風立ちぬを見た方はなおさら、永遠のゼロ、オススメです。


















昨日、佐賀市の武雄市図書館に続いて、
宮城県多賀城市もCCCと組んだ図書館を新設するとのニュースがあった。

先にCCCと取り組んだ武雄市図書館は
地域の人のみならず、他方からも人が訪れ、来場者数が4倍に増えたとのこと。

宮城でも同様の効果が期待される。


今後こういった企業が介入した地域盛り上げ施策
がますます増えていくんじゃないかなーと。

そもそも地域活性化に対して、
各自治体ここ数年?とても力を入れているように感じる。
(特に文献を見ている訳ではないのであくまで所感だけど。)


と、思ったので、なんとなく考えを。。


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★始まり(所感)




発端は、宮崎を盛り上げようと頑張った
東国原知事の行動・発言ではないだろうか。
メディアをうまく使い、宮崎PRしまくり、その経済効果は492億円だったとか。


これで地方の人たちは
「きちんとPRすることの大事さ」「メディアに取り上げてもらうために工夫する大事さ」
みたいなのを意識するようになったのでは?


とはいえ、東国原さんのような発言力のある人がいるわけではない。。。
そこで次に出てくるのが「香川県」

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★PRにちゃんと金を使う



「うどん」という、言ってしまえばなんてことないコンセプトを元に
※逆にこのシンプルさと親しみやすさが良かったのだとは思いますが
一気に盛り上がった。

もちろん広告代理店のがっちりした計画を元に盛り上がったわけであるが、
そもそも県のPRに代理店を入れて、ここまで予算をかけて行う、
ってこと自体異例なことだったのではないだろうか。(所感)


東国原さんのときとは違い、
元からその地域に根付いているもので盛り上がったため
「おらたちもちゃんとお金かけてやれば、出来るのでは!?」
と地方の人は思ったのでは。

たぶん。

その後惜しい県、広島。や、高知家、高知県。など追随して出てきている。

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★ゆるキャラブーム



地方活性化で外せないのは「ゆるキャラ」
火付け役は滋賀の彦にゃんである。(wiki参照)

これは「PRにちゃんとお金を使う」とは違い、
安価に出来るし、ゆるキャラブームのため相乗りして
メディアに取り上げてもらえる可能性もあり、参入障壁が低い。


「これなら、おらたちもすぐに出来る!」
by 地方の人


そこから「せんとくん」やら「まりもっこり」やら
「くまもん」「ふなっしー」などなど今や膨大な数。

地域のキャラを作るということ自体昔はなかったが
今や当たり前に、そのキャラ作成に時間とお金をかけていると思われる。


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★その他



その他、新たな産業や特産物を作るという意味でも、
特定の活動を支援する方法で集客を見込む地域がいくつかある。

一番うまくいっているのでは?と思うのは
直島ではないだろうか。
また同様にアート活動を支援して
盛り上がっている新潟の越後妻有や石川があるかと思う。

最近故郷岐阜がIT支援に力を入れ始めたようだが、
まだあまり知られていないので、ここからとても期待している。

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こういった色々な方法での地域活性化がある中で
企業が介入した地域盛り上げ施策
が増えていくのでは?と思ったのは以下点。

①コストを押さえられる可能性が高い
 ➡もちろんゆるキャラほど安くはいかないだろうが、既に企業がもつブランド力
  や流通、人材、素材(店舗や器具など)などなど、1から作り上げるより安価に済む。
 
②儲けに対する意識が違う
 ➡企業が介入するということ、もちろんお互いにwinwinになるように努めなければならない。
  (企業がブランディングとかCSR的な発想で協力しているケースは異なるが)
  地方側のゴールは、ばっくり人が集まってくれることであるかもしれないが
  企業側のゴールは、儲けを出すことである。
  「ゆるキャラ作っとけば良いかな?」ではなく、より計画的に緻密に施策が練られることが
  期待されるため、成功率が高まるのではないだろうか。






自分自身、岐阜の地方で生まれ育ってきたため、
地方にもっと盛り上がってほしいと思っている。


地域に根付いているものと企業のブランドが化学反応して、
どんどん面白いものが生まれていくことに期待!!