こんおじ~

 
アニメおじさんです。

 

4月から新しいアニメが始まって、
全然消化できずにいましたが、GWで見ることができて
ちょっとすっきり。
 
今回紹介するのは、前回紹介した「佐々木とピーちゃん」と
同じ時期に放送されていたこの作品です。

 

「メタリックルージュ」

 

  概要

 

フジテレビ「+Ultra」の放送枠でやっていたアニメですね。

アニメといえばTOKYOMXという感じですが。

 

人間と「ネアン」と呼ばれる人造人間が暮らす近未来が舞台。
ネアンは「簒奪者」と呼ばれる宇宙人との戦争で戦ったり、
人間が作業困難な場所で労働したりと、
人間にこき使われているんですが、
「アシモフコード」(人間に危害を加えることができない回路)によって、
反乱することはできなかった。
 
しかし、「インモータルナイン」と呼ばれる特別な9人のネアンは、
アシモフコードの呪縛から解放されており、人間と戦うことができた。
 
世の中の混乱を防ぐ為に、
主人公ルジュ・レッドスターとナオミ・オルトマンのコンビが、
インモータルナイン抹殺の任務に挑む。

 

  重厚なSFアニメ
 

 

ネアン?、簒奪者?、アシモフコード?、インモータルナイン?...
聞きなれない言葉がいっぱい出てきましたね。
なんかでもこういう専門用語を覚えるのサブカル愛好家は好きそうですよね。
 
他にも独特な組織名「真理部」とか「守護局」みたいなのが出てきたりと、
独特の世界観が構築されています。
 
現代では、2足歩行のロボットがいたり、AIがあったりと、
人造人間がいる世界に対しての近未来感、ファンタジー感があまり持てないなかで、
空想の世界を作る為の設定がかなり凝られている感じがしますね。
 
まだ現実世界の我々が体験していない地球外への生存圏拡大や、
異星人との戦い、交流(敵対する異星人「簒奪者」の他に
人類との交流を求めてくる「来訪者」という異星人もいるでよ)を
描くあたり、時代に合わせたSF描写がされているなぁと感じます。
 
新しいSFでありながら、アシモフコードといった、
ロボット三原則みたいな馴染み深いSF要素も盛り込まれているので、
割と馴染みやすい世界観になっています。
 
インモータルナインはネアンでありながら、
人間の姿をして、生活をしています。
通常のネアンは、「マウスマン」みたいな感じで
顔に線が入ってたり、顔色が悪い感じで見た目でネアンと分かります。

 

 

人間社会に溶け込む人造人間という描写が、

SF映画「ブレードランナー」に似ているらしいです。

おじさんは見たことないので分かりませんが、友達から聞きました。

 

 

ちなみに「ブレードランナー」をGW中に見ようかと思いましたが、

2024年5月8日(水)13:00~NHKBSでやるみたいだったので、そちらで見る予定。

 

 

  爽快なアクションと馴染み深いストーリー

 

専門用語が多くて難しそう...と思ってしまった人もいるかもしれませんが、大丈夫です。
おじさんも正直、あんまり記憶力に自信がありません。
最近はキャラの名前を覚えるのもちょっと難しくなってきた...
 
難しいことはどうでもいいんだよってくらい、
映像としても楽しめる作品になっています。
 
戦闘シーンの絵の動かし方とかはとても子気味よいですし、
時々、妙に気合の入った会話シーンとかが流れるのもちょっと面白い。
こうした映像としてのクオリティについては、
流石、ボンズ制作だなぁという感じがします。
 
ストーリーとしても、自身もネアンであるルジュ・レッドスターが
同じくネアンであるインモータルナインと戦わなくてはならないという
「仮面ライダー」やデビルマーンを彷彿させるような、
馴染み深いものとなっている為、
 
複雑なSF設定を完全に理解していなくても、
爽快なアクションや、エモいストーリーを楽しむことができるようになっています。
 

また、肉体派のルジュ・レッドスターと頭脳派のナオミ・オルトマンの

凸凹コンビという、バディアクションものとしても楽しめ~る。

 
 

  余談

 
アニメーション制作会社「ボンズ」作品ということもあり、視聴していました。
アクション等のキャラの動かし方が子気味よい会社なんですよね。
 
「コンクリートレボルティオ」もおすすめです。
(機会があれば紹介するかも)

(おわり)

 

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