こんおじ~

 
アニメおじさんです。

 

早いもので4月ですね。

また新しいアニメが始まります。

 

今回は、ちょうど見終わったアニメの感想を

書きたいと思います。

 

「佐々木とピーちゃん」

 

  概要

 

ライトノベル原作のアニメにしては、

一見の何のアニメか分からないタイトルですね。
 
あらすじは中年サラリーマンの佐々木は
会社と家を行き来する日常の中で、せめてもの癒しを求め、
文鳥を飼い、ピーちゃんと名付けた。
 
しかし、ピーちゃんの正体は、転生した異世界の賢者であった。
ピーちゃんの故郷である異世界と現代を
行き来する新たな佐々木の日常が始まる。
 
何と初回放送が1時間スペシャル。
小学館の葬送のフリーレンに対して、角川の佐々木とピーちゃん。
なのか?
 

 

  ありえないけど、どこかあり得る
 

 

佐々木とピーちゃんは、

中年サラリーマンの佐々木が異世界に行き、

現代の品物を販売して儲けたり、移動魔法を習得して、

通勤するというファンタジーなお話です。

 

しかしながら、そのあまりにも突飛な展開に、

現代人には、異世界のことがばれないように、

異世界人には、現代のことがばれないように

立ち振る舞わなければならない。

 

現代人、異世界人とのやり取りの中で、

辻褄が合わなくなりそうな時に発生する

緊張感にリアルを感じることができる。

 

鬱屈した日常が突如として変わる、ファンタジーでありながら、

佐々木が辻褄を合わせる為にてんやわんやするという人間味、

現実味溢れる姿が面白い。

 

<どうしてこうなったの代名詞 「幼女戦記」>

 

 

  どことなくバイオレンスでハートフル

 

異世界の方が、中世ヨーロッパ的な古風なお話ができるという面で、

現代劇よりも壮大なスペクタクルを描けるような気がしますね。

 

異世界では戦乱であったり、領主の跡目争いとか、

時代劇のようなことをしているわけですよ。

 

ピーちゃんも戦乱の最中、やはり人を殺めたことがあるだろうなって、

転生して後、人間になれないっていうのはそういうところなんだろうなって、

思えるような仕掛けになってたりしているんですよね。

 

<信長が犬に転生!? 「織田シナモン信長」>

 

<転生における仏教的観点が分かる 「なむあみだ仏っ! -蓮台 UTENA-」>

 

 

文鳥になってしまったピーちゃんではありますが、

故郷を大事にしたいという気持ちは変わりなく、

故郷の危機には、佐々木も飼い主として、ピーちゃんの意思を

尊重して、ともに立ち向かってくれるというところは

動物もののハートフルさも感じられましたね。

 

<毎回ハートフル 「わんだふるぷりきゅあ!」>

 

  余談

 

佐々木とピーちゃんですが、

佐々木はCV:杉田智和さん、ピーちゃんはCV:悠木碧さんの為、

「アホガール」のようなアニメかと思っていましたが、

そんなことはありませんでした。

 

<バナナは夜食! 「アホガール」>

 

(おわり)

 

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