こんおじ~

 
アニメおじさんです。

 

2月24日で

スマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が3周年ということで、

直近に放送されたこの作品を紹介します。

 

「ウマ娘 プリティーダービー Season3」

 

  概要

 

輝かしい異世界の名とともに誕生するウマ娘。
常人を逸した脚力を持つ彼女たちは、
その速さを競うレースで活躍するため、
トレセン学園に入学しトレーニングに日々、励んでいるのである。
 
トウカイテイオーに憧れ、トレセン学園に入学した
キタサンブラックは親友のサトノダイヤモンドとともに
スターウマ娘への道を駆ける。
 
「Season3」ということはSeason1、2があるということです。
(Webアニメやショートアニメもあるでよ)
 
Season1
Season1はスペシャルウィーク、
Season2はトウカイテイオーを中心としたお話。
Season2には小さい頃のキタサンブラックとサトノダイヤモンドが登場します。
 
そして、Season3はキタサンブラックを中心としたお話になっています。

成長著しいキタサンブラック、サトノダイヤモンド。

 

 

 

  アニメで振り返るスポーツ史

 

キタサンブラックが中心として描かれるお話、
さぞ、勝って勝って勝ちまくるお話なのだろうと思いますが・・・
そんなことはありません。
 
ウマ娘では、皐月賞、日本ダービー、菊花賞等、
実在するレースが行われ、実際のキタサンブラックの
レースの勝敗がアニメーションでは再現されます。
 
物語の最初、皐月賞、日本ダービーはドゥラメンテに負けてしまい、
あっさりとトウカイテイオーチャレンジが終わってしまうという
展開になっています。
 
なので競馬を知っている人は
挫折あり、勝利あり、トレーニングあり、ライバルありの
ドラマチックなレースやキタサンブラックの生涯を
追体験することができ、
逆に競馬を知らないよっていう人は
レースの結果が分からないドキドキを楽しむことができるような
お話の展開になっています。

 

  ウマ娘流 隠し味

 

淡々とスポーツ史を振り返るだけではなく、
ウマ娘だからできるスパイスが加えられています。
 
実際の競走馬だと雌雄がいますので、血統の物語りができるんですが、
ウマ娘は女の子だけで、みんなトレセン学園の生徒になっています。
例えば、キタサンブラックのおじいちゃんサクラバクシンオーも
トレセン学園の生徒になっています。
 
<バクシン!>
 
なので血統というところが描きにくいのですが、
思いをつなぐというところでその血統や競馬ファンの思い入れが表現されています。
 
熱い想い・・・走る!です
 
皐月賞、日本ダービーで勝てなかったキタサンブラックを励ますのは

Season2で同じく皐月賞、日本ダービーで

トウカイテイオーに勝つことができなかったナイスネイチャであった。

 

また、菊花賞に向けて、スパルタトレーニングをサポートしてくれるのは、

坂路の申し子・ミホノブルボン(とそのお友達のライスシャワー)。

 

細江純子さんがキタサンブラックを語る時、

いつも最初はキリンさんのように細かったと語る。

厳しい坂路のトレーニングで鍛えられてたくましくなったキタサンブラックを

サポートするのが坂路の申し子ミホノブルボン(とそのお友達のライスちゃん)

なのがなんとも感慨深い。

 

 

  熱い!だけじゃない

 

白熱のレースシーン!スポ根トレーニング!

 

と言った見どころがありつつ、

映像表現、演出としても心揺さぶられるそんな

シーンがあるのもこのアニメの面白いところですね。

 

親友のサトノダイヤモンドですが、

日本のウマ娘は勝てないというジンクスがある

凱旋門賞に挑戦することになります。

 

海外へ遠征に行ってしまうサトノダイヤモンドに

キタサンブラックは旅行をしようと提案する。

 

二人は「青春18万キロ切符」(誤字じゃないです)を手に旅に出る。

そして、どこまでも一緒、ともに凱旋門賞に出る約束する...

 

というお話があるんですが、

競馬知っている人は分かると思いますし、

文系の人とかも

「どこまでも行ける切符」をもって、

「どこまでもどこまでも一緒に行こう!」と

親友と約束するのは・・・と

 

察するわけですよね。エモエモのエモですよ。

 

そういう情緒的なシーンもあって面白いことになっています。

 

 

(おわり)

 

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