こんおじ~

 
アニメおじさんです。

 

今回は特別編です。
ウマ娘の映画を見に行ったので、その感想を書いちゃうよ。

 

「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」

 
ピンポンパーン♪
※史実のレース通りの勝敗になるのでネタバレもそもそもないかもしれないですけど、
 一応、細心の注意を払って、物語の芯になってくるところは話さない感じで記事を書いていきます。
 

  概要

 

スマホゲームでおなじみ「ウマ娘 プリティーダービー」が
ついに、銀幕デビュー!!
 
ジャングルポケットを主人公としたストーリーで、
アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、
ダンツフレームとの激闘が描かれる。

 

  劇場版ならではのパワー!

 

 

ハッ(笑顔)
 
初の劇場版作品として、映像表現に気合が入っていますね。
普通に競馬中継のような映像を再現するっていうのじゃなくて、
アニメーションの良さを生かした抽象表現というか、
演出、エフェクトが非常にかっこよい。
現実のレースより、ダイナミックに、映像を豪華に仕上げている感じがありました。
 
枚数を多くして、リアルに近い動きにするというよりか、
躍動感を生み出すために適した枚数で子気味よく動かす、
アニメーションならではのコミカルな動きを生み出しているのが、好感を持てました。
アニメの良さを痛感させらる作品です。
 
アグネスタキオンの突飛な行動に驚愕するジャングルポケットが
スヌーピーのキャラクターにみたいに抽象化された姿になるのは、
遊び心があってよい表現だと思った。
最終的にもうなんか出来の悪い祟り神みたいな感じの抽象表現も出てきて面白かった。
 

  熱いストーリー!
 

 

映画ということで、テレビシリーズというよりかは、
ネットで配信された(のちに劇場編集版になった)
「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」のボリューム感に似ています。
 
実競走馬の3歳の時のお話を描きます。
これが結構コンパクトにまとまっていて、いいんですよね。
 
で、実際のレースの勝敗が再現されるのわけですけど、
以前お話した"ウマ娘流アレンジ"が"新時代の扉"でも活きているですね。
 
アグネスタキオンがお話のキーとなってくるのですが、
なかなか彼女は自分の思いを饒舌に語ってくれるようなキャラじゃないんですよね。
 
そこで彼女の心境を映し出す鏡として、登場するのが、フジキセキなんですね。
フジキセキはジャングルポケットの憧れの先輩という感じのキャラ、
ジャングルポケットの身近なポジションに配置されています。
(トレーナーさんが同じです。)
そんでもって、フジキセキの生涯成績は4戦4勝と、
アグネスタキオンと同じなんですよね。
このフジキセキ ≒ アグネスタキオンの性質を生かして、
アグネスタキオンの気持ち ≒ フジキセキの気持ちという感じで、
アグネスタキオンの秘めたる思いを視聴者が理解できるようになっています。
 
また、ジャングルポケットの影響で変化していくフジキセキの姿は、
のちにアグネスタキオンにも同様に訪れる変化であることを
読み取れる構成になっているのも、味わい深い物語となっています。
 

  余談

 
銀幕デビューということで、
様々なウマ娘を登場させようといっぱい描いてくれています。
ウォーリーならぬ推しのウマ娘を探せ!みたいな感じで見るのも面白いかもですね。
 
「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」に登場した
ナリタトップロード、テイエムオペラオーとは世代が近く、
彼女たちがレースに登場するシーンも多くあります。
そして、彼女たちの同期アドマイヤベガも
元気そうで何よりな感じも、ほっこり要素である。
 

(おわり)

 

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