2012年のメモから
2011 12 07わきちゃんの誕生日この間、NHKの特集で戦争経験者のインタビューが二夜連続の番組で放送していた。いままで見たことがないくらいリアルな番組だった。今まででも経験者が語るというものはあったように思うけど、番組の作りかたが違うのかずっしりくるものがあった。経験した人の、70台後半から90歳のはじめくらいの人のインタビューだった。旦那さんをなくした人から、捕虜になった人の話し、親を殺し妹も殺したっていう話。資料ではデータとしてのものは残るだろうけど、彼らがどう感じていたのかはその経験者が 口や表情やしゃべり方や、すんでいる所の背景の映像などが伴ったものでなければ感じれないんだとおもう。日本の歴史でも戦国時代などの戦いは、もう資料でしか見れなくて過去の出来事としてあるけど、そういうふうになってはいけないのだと。だってあれも、かなり残酷なことが行われていたはずだと思うし・・。この辺はまた調べよう。比較していいものか悪いものか・・。戦争は何がいけないって、道徳的なこともあるだろうけど、おじいさんたちが何十年も背負って生きていかなければならないような出来事をやったということか。それぞれは、とても辛くてやりたくないことでも、そうせざるを得ないものにしてしまった。私たちが何をそこから学べばよいのか。今生きているこの世界は、信じれるものが少ないんだと思う。友達や親や会社や社会。でも、私は何かを信じてる。昔からそれはあって、手を合わせなくても祈りたくなるときがある。水泳で頑張りたい時とか、日の出とか、多くは自然の大きさを感じたとき。祈るって宗教に近そうだけど、なんか今の時代、宗教を信じるっていうのがすごく重くて、私たちはビジュアルで世界中の出来事を見て育ってきたし、そこにどんな力があるのかよりも、自分の中で祈るという出来事が大事なものとして存在してる。宗教のように信じることはできないから。