アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツセラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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アーツ・コミュニケーション・ラボ
理事長の北尾真理子です。
いつもブログをお読みくださり
どうもありがとうございます。
先日、ちょっと嬉しいことが
ありました
拙宅のテラスに睡蓮鉢を置いて
メダカを飼育しているのですが
赤ちゃんメダカを1匹
発見しました
「なかなか子どもが生まれないなぁ」
「この暑さのせいかなぁ…」
などと思っていたのですが
たった1匹ですが
目視で確認できる大きさになるまで
なんとか、ちゃんとサバイブ
してきたんだなと思うと
ちょっと胸が熱くなりました
メダカは4月~10月までは
産卵時期らしいので
後何匹か生まれてくれることを
願いながら、毎朝
睡蓮鉢をのぞいている私です。
さて、当法人では
音やアート、リズムが
トラウマの治療にどのように役立つのか?
なぜ、
多様なクライアントに
アプローチできるのか
ワークや
医学的な根拠
海外最先端の事例
表現アーツセラピスト
ミッチェル・コザック博士の
研究結果に基づく
事例などから学べる
表現アーツセラピーにおけるアチューンメント
オンライン講座を開講しております。
表現アーツセラピー教育の分野では
その規模や歴史と共に
世界最大級ともいえる
マサチューセッツ州
ケンブリッジにある
レスリー大学において
表現アーツセラピーの
前ディレクターであり
教授
医療カウンセラーの資格を有し
表現アーツセラピストとしても
認定されている
ミッチェル・コザック博士から
オンライン上で
直接学ぶことができる
体験貴重な講座です
講師のミッチェル・コザック博士
講座には通訳がつきますので
日本語で学ぶことができ
資料は全て翻訳付き!
翻訳付きの資料は
受講しないと手に入らないんです。
そして
この講座には
講座サポーターとして
トラウマ療法の専門家
表現アーツセラピスト
ジョーンズ・美香博士が
グループコンサルティングを
ご提供してくださいます
講座サポーターのジョーンズ・美香博士
表現アーツセラピーにおけるアチューンメント
オンライン講座は
アートセラピスト
ソーシャルワーカー
カウンセラー
教師・講師、介護士、
音楽療法士、臨床心理士など
対人援助職の方が
なぜ、音やアート、リズムが
トラウマの治療や
多様なクライアントに
効果があるのか?
表現アーツセラピーにおける
アチューンメントを
実体験、理論的に理解し
クライアントに提供できるように
なるための講座です
先日本講座の第4回目を
開催しました
*受講生のみなさま
この日のテーマは
「遊び、アチューンメントと即興」
です。
その瞬間
瞬間を生きるということを
常に意識している
即興アーティストが
自発的に感応し
行動する方法とは
どのようなものなのでしょうか?
彼らは
未知のものを受け入れ
不確実なことと遊ぶ方法を
知っています。
私たちが
アーツの素材に触れる時は
いつも
子どもが、想像力や
創造力を働かせる感覚に似た
ある種の遊びの要素を伴います。
遊ぶことで
私たちは、個人の
または
集合的な無意識の中に
存在する
エネルギーと共鳴し
外の世界とつながります。
当日は
遊びとセラピストの役割
即興の理論
セッションの組み立て方
配慮すべき事柄
即興における神経経路
医療現場における即興
などといったことをはじめとして
理論やワークを通して
遊びやアチューンメントと即興
について詳しく学んでいきました。
受講された方からは
◆即興のワークは
ものすごく盛り上がりました!
◆遊びを通じて
自然に自分の価値観を
表しているような気がしました
◆グループで
共通点があって
面白い体験でした
◆ZOOMのような
オンライン上での
体験でも
即興そのものが
面白かったです
◆本当の意味での即興を
今日体験できました
といったご感想をいただきました。
即興アーティストは
「今ここ」に全身全霊で
存在する達人だと思います
音、動き、沈黙
視線など
非言語的なによる情報に
敏感ですし
不確実性をも一種の
「遊びの相手」
として捉え
さらなる創造の源としている
ようにも思えてきます。
アートセラピスト
ソーシャルワーカー
カウンセラー
教師・講師、介護士
音楽療法士、臨床心理士
などの方が関わる
対人援助の現場では
予測できない瞬間にこそ
深い癒しが生まれます。
これまで
何も話さなかった人が
アートを用いて表現することで
言葉を発するように
なったり
何気ない言葉や
作品に触れたとき
クライアント本人も
理由がわからないまま
感情があふれ出したり
時には
ファシリテーターが
手順を忘れてしまって
その人間らしさが
場の緊張感を
やわらげることになり
その結果
参加者が安心して
表現できるようになったり
することもあります。
また、遊びに即興は
欠かせません。
両者は常に繋がっています。
遊びや即興を取り入れるためには
クライアントを丁寧に観察し
声にならない言葉も含めて
クライアントが発する言葉や
音をしっかりと傾聴する姿勢が
とても大切です。
つまり
セラピストが
クライアントに
どれだけ共鳴して
アチューンメント出来るかが
肝要なんですね。
それが出来てこそ
はじめてクライアントの
「今ここ」に寄り添い
柔軟で創造的な関係性を
築くことができます。
即興的に関わることは
不確実性を恐れなくなる
ということで
むしろ
それと遊ぶ力を育てます。
アートと関わるとき
私たちは子どものような
想像力や創造力を取り戻します。
私たちは
アートとの関りを通して
子どもの頃には自然に
誰もが身に着けていて
発揮できていたはずの
想像力や創造力を取り戻すことで
癒しを得ることもできますし
課題も解決できます
今回もたくさんの気づきや学びを
得ることが出来た3時間でした。
次回本講座のテーマは
「アチューンメントと個人、
グループそしてコミュニティーのトラウマ」
です。
また、ブログでご紹介しますね。
どうぞお楽しみに!
表現アーツセラピーにおけるアチューンメント
オンライン講座の
募集は終了いたしましたが
当法人では
世界最先端の
アーツセラピー関連の情報を
「アーツセラピーについて
さらに知ってみたい!」
と思われている方々に発信し
普及啓発を続けることをお約束します。
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