トラウマ・PTSDなど心のケアが必要なクライアントと関わる方へ | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

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アーツ・コミュニケーション・ラボ
理事長の北尾真理子です。

 

 

いつもブログをお読みくださり
どうもありがとうございます。



「なぜか、仕事がうまくいかない」
「ちょっとしたことでも緊張して手が震えてしまう」
「人とのコミュニケーションがとりにくい」



人は、生きている以上
大なり小なりトラウマを
かかえているものです。

 

これは、

私自身にも言えることです。

 

トラウマは日常での
身近なストレスから
生じていて


それが生きづらさの
原因となっている場合や


災害や犯罪被害
事故などの生命が
おびやかされるようなことを

見る、体験することが
原因で起こります。

 




もし、あなたが

カウンセラー、ソーシャルワーカー
アートセラピスト
教師、看護師、
精神科医、臨床心理士など



トラウマ・PTSDなど
心のケアが必要なクライアントに
関わるなかで



☑クライアントに合った適切なアプローチの方法を探し続けている
☑自分自身のストレスや心理的負担など、自らのケアがが必要と感じながらも、後回しになってしまう
☑クライアントとの関係を築きながら、感情的な距離感を保つことが難しい



と悩んでいるのなら


ぜひ、知っていただきたいことがあります。


実は、海外では
トラウマ・PTSDなどの治療に
音やアートが用いられています。



 

ここでいうアートとは
単に絵を描いたり
アート作品を制作したり
するだけでなく


 

音やリズムに合わせて身体を動かしたり
自分が描いたイメージを見て
言葉や文章を書いたり
といった


すべてのアートの表現が含まれます。



このように様々なアートの形態を
用いて、自分の気持ちを表現することを
「表現アーツセラピー」と言います。



言葉で表現しにくい
トラウマ・PTSDなど
心のケアが必要なクライアントに
対して


言葉にならないことを
様々なアプローチ方法を
用いて表現することができます。


私自身、今では
表現アーツセラピーについて
学ぶことができるようになりましたが



2014年春まで
表現アーツセラピーという言葉や
はもちろん、アートセラピーと
いう言葉すら知りませんでした。

 

 

もしかしたら

あなたもそうかもしれません。



アートセラピーについて
学ぶようになり

表現アーツセラピーについても
学ぶようになった、いま


やはり


音やアート、リズム
ムーブメントなど
様々なアプローチを用いた方が


自分自身にとっても
表現しやすいということを
体感しました。



 

私が
表現アーツセラピーについて
詳しく学ぶようになったのは



2015年10月
香港で開催された
国際表現アーツセラピー協会の
カンファレンスで



アメリカのレスリー大学教授で
世界的に著名な表現アーツセラピスト
であるミッチェル・コザック博士の
ワークショップに
参加したのがきっかけでした。


 

ミッチェル博士は

ジャズミュージシャンでもあり
ワークの最中に即興で演奏して
くださっていた音楽に魅了されました^^


正直、ワークが始まるまでは
慣れない場で、初対面の人たちばかり
に囲まれて一抹の不安を感じていました。


ですが


一旦ワークが始まると
ミッチェル博士のスムーズな
ファシリテーションで
何の不安もなく参加できていました。


ワークが終わる頃には

緊張感がほぐれて
身体があったまり
身も心も軽くなっていましたラブラブ



ミッチェル博士は

表現アーツセラピストとして


トラウマ・PTSDなど
心のケアが必要なクライアント
と関わる上で


【アチューンメント(共鳴)】する
ことが大切だとおしゃいます。


【アチューンメント】は
日本語では「同調」と訳されますが


ミッチェル博士が
意味されている

【アチューンメント】は


「同調」よりも「共鳴」という
訳し方がピッタリです
!




心理学者

リチャード・アースキン博士は


『アチューンメントとは、

 運動と感情の感覚によって
 他の人たちを感知すること。  

 隠喩的には、
 他の人の肌感覚を
 感じるようにすることで、


 相手のリズム、
 感情、体験を感じること。


 そして、
 共感を超えて、2人の人間が
 互いに影響し合うこと。

 そして、あるいは
 共鳴反応し合うことにより、

 分かたれることなく、
 つながっている感覚を
 創り出すこと。

(アースキン 1998年)』



とおっしゃいます。



つまり


表現アーツセラピーにおける
アチューンメントとは


様々な表現アーツのワークを
体験することで

 

人と人とが
共鳴し合うことが可能になり

つながっているという感覚を
創り出せるようになるということ
なんですね。


トラウマ・PTSDなど
心のケアが必要なクライアントに
関わるとき



あなたは、クライアントと
【アチューンメント】することが
大切です。


もし、
【アチューンメント】する

方法が分からない
 

 

【アチューンメント】について

もっと詳しく知ってみたいと
思われましたら

こちらの記事をお読みくださいね🤗
 

 

 

 

トラウマ・PTSDなど
心のケアが必要なクライアントと
関わる方にとってお役に立てましたら幸いです。



最後までお読みいただき
ありがとうございました。
 

 

 

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