潜在意識を表面化させる方法 | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

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アーツ・コミュニケーション・ラボ

理事長の北尾真理子です。

 

いつもブログをお読みくださり

どうもありがとうございます。



まずはじめに、
先日増席いたしました

藤井蕗先生のワークショップ
「ケアする人のためのケア」について、
残席4名になりました。

大切な誰かを
ケアする人のためのケア


家族をケアする人の方が、
ケアを受けているご本人や、
ケアワーカーの方たちより、
心理的負担は大きい

だからこそ、

大切な誰かをケアしている
あなたのための時間を大切にして欲しい

そんな思いで
今回のワークショップを企画しました。

詳細・お申込みはこちらから


今回に限り、
受講料金を半額にしております。

増席もいたしましたので、
ぜひ、たくさんの方に
お越しいただければと思います。


さて、
今日は前回のブログの続きです。

前回の記事はこちらから

 

私、北尾真理子が言う
「ダイバーシティ&インクルージョン」とは。


ダイバーシティ&インクルージョン
(個人の多様性の尊重と活用推進)は、
私が17年前から企業内で取り組み始め、

今もライフワークの一つとして
取り組んでいるテーマです。

個人の多様性とは、
人と異なる属性や個性のことで、

例えば、年齢、性別、民族、国籍、
障がいの有無、学歴、職歴、家族構成、
外見など、

周りの人たちとの異なっている点が
すべて含まれます。

また、そうした個人の属性や
人生の背景によって生じる
価値観(考え方)の違いも多様性の一つです。
 

 

多様性という言葉を検索すると、
 

森林多様性や生物多様性
という言葉も出てきます。


ここで言われる多様性は
生物学上での多様性
ですが、

私が言う
ダイバーシティ&インクルージョンは
社会学で言われる多様性です。

でも、
それぞれ無関係ではありません。

 

多様な植物や生物が共存している森は、
食物連鎖もうまくいきますし、

持続性があり、
滅びにくいと言われています。

ところが、ビジネスのために、
森林伐採を繰り返したり、
特定の木だけを植林し続けたりすることで、

森の多様性は失われ、
自然破壊へとつながります。



組織もそれと同じで、
多様な人材が共存しているところが、
持続性があり、強い組織と言われます。



国連が掲げている
SDG(持続可能な開発目標)にも
ダイバーシティ&インクルージョンの
考え方は含まれています。

耳慣れない方々にとっては、
難しく聞こえるかもしれませんが、

平たく言うと、

周りにいる自分とは異なる人たちとも、
互いの違いに気づき、認め合い、
尊重し合いながら共存していきましょう

ということです。


そのためには、
オープンなコミュニケーション
必要不可欠と言われています。



まず、周りの人たちは、
自分とは違っているんだ
ということを
認識する必要があります。

そのためには、
コミュニケーションを
とらなくてはなりません。

ただ、自分の考えを、
必ずしもいつも、うまく言葉にできるとは
限りません。


なぜなら、人間の意識は、
90%以上が潜在意識だからです。



言葉にして表現しようとすると、
どうしても左脳を使いがちですが、

アートワークをしている時には、
右脳を使うことになります。


潜在意識を表面化させるために、
アートワークという過程を設けることは
とても有効です。

頭で考えて言葉にするのではなく、
右脳を駆使して、
感じるままに表現してみることで、

自分の潜在意識が
見えてくる場合が多々あります。


また、そばにいる人が、
自分とは異なる表現をする様子を
目の当たりにして


初めて、
相手と自分との違いがわかる場合も
あるでしょう。


相手と自分との違いがわかることで、
相手に対する接し方を変えることが
可能になります。


次回のアート・ダイアログでは、

「家族の中の多様性」をテーマにします。


家族といえども、
それぞれDNAも違う別人格の集まりです。


血のつながりがあることで、
確かに、もともとある程度は
似ているところはあるとは言え、

家族なんだから同じ考えだろうと
思い込むとボタンの掛け違えが生じます。


そもそも別の人格なのですから、

家族の一員が、
社会に出て多様な人たちと交わり、

成長していく中で、
多種多様な経験を重ねることで、
個人の価値観も変化し、

それに基づき、
表に出る個性が形成されていきます。

実の親と子の間にも
考え方の違いはあります。

家族間の交流は、
他人との関係に比べて
無意識のやり取りが多く、

無意識に背負い込んでいるものに
気付かなければ、
新たな縛りを作り出すもとになります。

家族間での無意識の縛りに
アプローチして、

家族という身近な場所から、
ダイバーシティ&インクルージョン
の実践につなげていければと
思っています。

きっと、また、何か新しい発見が
あると思います。


アート・ダイアログの募集開始まで
今しばらくお待ちくださいね。


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 ◆今後の開催スケジュール◆


 

宝石赤アート・ダイアログ

2月15日(土)13:30-16:30
「家族の中の多様性」
3月14日(土)13:30-16:30
5月16日(土)13:30-16:30

 

宝石赤ケアする人のためのケア

【満席】→増席して残席4名

2月8日(土)14:30-16:30
会場:生田文化会館(神戸市中央区)
講師:アートセラピスト 藤井蕗先生

詳細はこちら


宝石赤国際ソロプチミストチャリティーバザー
2月27日(木)10:30-15:30
会場:ホテルオークラ神戸(神戸市中央区)

出店内容:絵葉書き、画材販売


宝石赤シャーマン的日常へvol.4
3月28日(土)、29日(日)10:30-16:30
会場:神戸市内
講師:ダンスセラピスト 原キョウコ先生
アーツ表現セラピスト 森すみれ先生

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスの創始者シルビア・ナカッチの著書
Free Your Voiceの翻訳「声を自由に」歌うことであなたの人生を豊かにする声のヨガ

詳細はこちらから

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスのマストアイテム シュルティーボックス

詳細はこちら

 


 

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