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河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

ここ最近、なぜか毎日毎日一見のお客様からのお仕事のご依頼が大変多いです。


本日も当店のブログを拝見しましたと奈良からお問い合わせをいただき早速お車をご入庫をいただきました。


お仕事のご依頼内容は10アルファードハイブリッドの

ABSアクチュエーターの故障による修理のご依頼です。


当店に修理依頼をされる前にお客様ご自身でトヨタディーラーさんで事前に故障箇所の診断を受けられたようで部品はお客様ご自身で中古部品を購入し当店に持ち込みという形での作業依頼となりました。


普段は当店ではしっかりと故障診断などをして故障箇所を特定してから部品注文を行いますが事前にお客様が中古部品を購入されたと言う事で、せっかく購入されたので無駄にならないようその部品を交換したいと思います。


まずはテスターで故障箇所を探っていきたいと思います診断の結果やはりブレーキ関係のエラーが2件ほど出ているようです。

さらに入っていくとやはりお客様がトヨタディーラーさんからご指摘をいただいたABSアクチュエーターの故障だと言う事がわかりました。
購入した部品が無駄にならなくて良かったですね。

さっそく故障箇所が確定したABSアクチュエーターの
交換作業をしてまいります
ABSアクチュエーターは運転席側の比較的分かりやすい所についています。

まずはABSアクチュエーターにつながっているマスター内のブレーキオイルを抜きます
赤い○の部分がABSアクチュエーターです。

マスター内のブレーキオイルを抜いたあと故障したABSアクチュエーターを外します。
左がお客様が持ち込まれた中古ABSアクチュエーター
右が先ほどまでこのアルファードハイブリッドについていたABSアクチュエーターです。

こちらがABSアクチュエーターを外した画像です
意外にABSアクチュエーターの部品が大きく、それを外すとスカスカになりますね。

そしてあーだこーだとやっとこさの思いで部品の交換完了。
交換作業後にABSアクチュエーター内のエア抜きを行います
ABSアクチュエーターのエア抜きを行うにはこのようなスキャンツールが必要になります。

スキャンツール触っていきながら指示通りに従い順番に作業していきます



そしてABSアクチュエーターのエア抜き完了

再スキャンして故障コードが出ていない事を確認


もちろんメーター内のチェックランプは消えました。
結構前からこのABSアクチュエーターの故障でチェックランプが点灯していたそうですが直さずに乗っていたようでチェックランプがめざわりとの理由でオーナーさんはメーター内に黒いテープを貼って誤魔化していたようです!笑

その後、普通に今度はブレーキオイルの交換やブレーキ配管内エア抜きを行いました。
その際についでと言ってはなんですが無料で点検をさせていただきフロントブレーキパッドが交換時期でしたのでお知らせさせて頂きましたこれは早急に交換した方がいいですね。

リアはこんな感じリアはまだ大丈夫です

最近の車はいろんなハイテク機器が搭載されています。
これらを修理や交換となると非常に高額になります。

当店では金額を抑えるために、そしてお客様のためにも中古部品やリビルト部品を使ってお客様のお車の修理などを積極的に行っております。

困ったことがあればぜひご相談ください。
K様この度は遠い所を当店でのお車の修理まことにありがとうございます。


今回は当店のアメブロを見ましたとお問い合わせをいただいたお客様からエアコン修理のご依頼をいただきました。
 以前、よその中古車店でこちらのお車を購入したそうで
購入してすぐにエアコンの不具合があり昨年修理をされたそうですが今年に入ってエアコンを入れるとまたエアコンが故障していて全く効かなかったそうな。。

本来、前回修理をしていただいたお店に行って再修理をしていただいた方が修理データが残っていて修理しやすいとは思うのですが、せっかく当店に修理依頼をいただいたので全力で修理をさせていただきたいと思います。

早速こちらのアトレーを診断していきます。
まずはエンジンを始動し、エアコンを作動させます。
するとコンプレッサーが頻繁にオン・オフを繰り返す症状が出ました



こういった症状はまずエアコンガスの過充填などを疑います。

ガスが入り過ぎるていると圧が上がりすぎる事によってコンプレッサー自身が壊れないように自己防衛的にエアコンのスイッチをオフにします

しかしながらエアコンはすぐにまたオン状態になる事によって、あーでもないこーでもないとこのオンオフ症状を繰り返すわけです。


早速今度はガスの低圧と高圧の数値を計測してみる事に。

すると高圧側の数値が高い事がわかりました。

とりあえずガスがどのくらい充填されているのかを見ていきます。

写真は撮り忘れましたがガスをこの機械で抜いていくとエアコンガスの冷媒量は規定量より若干少ないだけで充填量は問題ありませんでした。


そしていろいろと診断をしていった結果、こちらのアトレーやハイゼットカーゴによくある定番中の定番でありますエアコンの高圧ホースの詰まりによるエアコントラブルという事が判明しました。

すぐに部品を手配し部品が届くまでに少し前回りをバラしておきます。


去年、他店でエアコン修理をされたという事でお車のフロント部分を拝見すると新品のコンデンサーがついておりました。

惜しい!実に惜しい!!昨年、どこの修理屋さんでエアコン修理をされたのかわかりませんがコンデンサーを交換するならせめてこの車種のほぼ欠陥と申しましょうか、定番修理箇所であります高圧ホースをまず交換していただきたかったですねぇ〜

実はコンデンサーは正常だったかもしれませんしね。
コンデンサーは結構高いんですよねぇ〜

うちは他店の修理内容などあまり文句は言わないようにしていますが修理するなら余計な所は交換しないで肝心な所はぜひ交換していただきたい!
お客さんがこれでは気の毒ですね。
お客様の為にも修理依頼をいただいたのであればそれなりにちゃんと修理してあげるのもまたサービスの一環ではないでしょうか。

結局、お客様がたくさんお金を払うはめになるので、それだけは極力避けていただきたいです。


さて、それではコンデンサーを外してあちこちボルトを外したりしてホースの交換とこれまた交換しておいたほうが良いであろうエキスパンションバルブも同時に交換をしていきます。
こいつがエキスパンションバルブ
これも交換しておいた方が後々後悔しないので!
新旧比較してみたり!笑



もちろんパッキンのOリングも交換します

経年劣化でゴムが硬直して割れたりする場合があり、組んだ後にガス漏れとかは堪忍なんで!笑


これが新旧の高圧ホース

右が新品で左が取り外した高圧ホース


さっそく知恵の輪状態でホースを取り付けていきます

結構ラジエーター周りもネジを緩めて分解していきました


無事に高圧ホース装着完了!!

あとはOリングなど交換してコンデンサーも装着
ここまで来ればあとはバンパーを取り付けてたら完了!

ちなみに交換した高圧ホースの詰まり箇所を見てみます。
この黒くなってる部分が詰まり部分。。
なんでこれ詰まるのかしら??

修理も終わりバンパーも取り付けしてあとはエアコンガスの充填をします。
しっかりと真空引きをし、エアコンコンプレッサーのオイルも充填してからエアコンガスを充填。。

オンオフを頻繁に繰り返す事なく無事にエアコンは作動するようになりました


これで安心して今年の夏は過ごすことができますね


この度はエアコン修理のご依頼まことにありがとうございます

たまにはちゃんとブログせなあきまへんな!笑
この習慣が昔は当たり前みたいにやってたのに!!

さて!本日は朝からバタバタしながら合間にオデッセイのタイヤ交換でございます。


当店は必ずタイヤ交換の際にバルブも交換します

タイヤ交換の際には絶対に交換をおすすめします

今回選んだ銘柄は当店がよく使うTOYOさんのトランパスMPZ

ミニバン専用タイヤです!


さて!昼からも作業がたくさんあります!

がんばるがな!!