いやぁ〜、なぜかここ数日ギックリ腰の前兆があってドキドキしながら毎日カイロを腰に貼ってfactoryに出勤してます。。笑
お願いやからこのまんま軽い腰痛で最後まで行ってくれへんかなぁ〜?
たまにやってくる腰痛かなわんなぁ〜
さて、今回もまた有難い事にCVTF(CVTフルード)の交換のご依頼をいただきました。
今回CVTF交換をさせていただいた車両はJF2の
N-boxカスタムターボです。
N-boxと言えば軽のトールワゴンの中で1番よく走るイメージです。
その1番よく走るイメージのN-boxの中でもターボがついてるモデルなんでそら速いでしょ⁉️
って言う事で早速CVTFの交換前に少し試乗に出てみる事にしました。
当店のfactoryから出てアクセルを踏み込むとやっぱりよそのメーカーのトールワゴンよりもよく走る。
ターボがかかるとこれまたええ感じに加速してよく走ります。
しかし発進時に重たそうな走りが気になります。。
運転しながらアクセルを強弱するとエンジンがしっかり頑張ってくれているのにCVTがなぜかうまく動力伝達が出来ていないイメージで極端に言うとエンジンの力だけで頑張って走ってる感じがしました。
試乗から帰ってきて早速CVTFの交換作業に入ります。
まずはリフトで車体を上げてエアブローで下回りの泥やホコリを飛ばしてからCVTFを抜いていきます

現在の走行距離が5万キロちょっと。それでこんな感じのCVTFの色をしています。この色目だとおそらく交換履歴はあるのではないでしょうか。
あとでお客様に聞いたところやはりディーラーさんで交換履歴があるとの事でした。
今回はオプション作業のオイルパン脱着・洗浄、そしてストレーナー交換のご依頼をいただきました
このようにしてオイルパンを外しストレーナーも
外してやるとオイルパン内からは3LのCVTFが抜けました。
オイルパンを外したCVT内はたとえ交換履歴があっても
結構汚れていてあちこちに黒い鉄粉が付着しています
こんな感じでCVTの部品を触ると黒い鉄粉が指に付着してしまいます。
ストレーナーを外し、パーツクリーナーを使ってCVT内を洗浄していきます。
CVT内部を、細かく洗うとなると大変な作業ですので見える所だけをパーツクリーナーを使って丁寧に洗浄していきます
こちらは外したオイルパンです。
オイルパン内にも多数のスラッジや鉄粉が付着しています
オイルパンに付けられた磁石にもたくさんの鉄粉が付着していますね。
こちらが念入りに洗った後のオイルパン

これでもか!!ってくらいパーツクリーナーを使って洗浄しました。磁石も綺麗になりましたね。
そしてオイルパンを外したら綺麗にカスを落とす為に
オイルストーンを使って表面を研磨します
地味な作業ですがこれを怠ると組み付けた後にCVTF漏れの原因になります。
そしてこれがCVTから外した新旧ストレーナーです
左が古いストレーナーで右が新品のストレーナーです。
古いストレーナーにもやはりたくさんの鉄粉が付着してます
こちらはオイルパンのガスケットです。

オイルパンを外した際には必ずガスケットも交換をします
こちらはCVTウォーマーです。
この中をCVTFが通っていきます
この中に細かいメッシュが入っていてこのメッシュの中にも鉄粉などがたまっているのでこちらも洗浄します
これが綺麗になったらCVTウォーマーを少しだけ横にずらしてCVTF交換用アタッチメントを装着して圧送交換の準備をします
次に洗い作業に入っていきます

CVTFの洗い作業にはホンダ純正CVTFのHMMFを使用します
オイルパンを脱着時に3LほどCVTFが抜けたので
その抜けた分➕1Lの新油CVTF(計4L)を充填して
CVTのオイルラインにこちらのトルコン太郎を接続してエンジンを始動します。
右側の窓が今現在このN-boxのCVT内に流れているCVTFです。全容量の8割は新油になっている計算ですね。
この状態でCVTFを循環させて洗っていきます
約30分ほどCVTFを循環させて洗いを行うとCVTFが汚れてきました。
パーツクリーナーだけでは洗浄できなかった汚れが新しいCVTFによって汚れが落ちてくるんですね。
そして30分クリーニングを行い次は本格的に圧送交換をしていきます
とりあえず3Lだけ圧送交換を行いました
この後、本命のCVTFにチェンジします
ホンダ純正CVTFのHMMFから高性能CVTFワコーズプレミアムCVTFにチェンジ!!
ここから全容量分のCVTFを一気に圧送交換していきます
これで完璧にCVTFが入れ替わりましたね
ちょっと噛んでしまいましたが綺麗にCVTFが入れ替わりました。
この後、CVTの学習等を行い油量の調整を行なってからCVTFの圧送交換は完了です。
ホンダの油量調整は独特です。
油温が70度から80度になったらエンジンを止めて60秒から90秒以内に油量を調整しないといけないんです。
この後、お客様から要望があったスロットルバルブの清掃とRECSの施工を行いました

今回は追加でスロットルボディ内も洗浄を行いました。
RECSの施工も終わりエンジン始動
動画ではわかりにくいですが白煙が結構でましたね。
RECSなど吸気系のメンテを行うとアイドリング時の小さな振動が消えます。
車の調子がめちゃくちゃ良くなったかと思います。
全ての作業が完了して試乗に行ってきました!
CVTFの交換や吸気系のメンテナンス後の走りの感想は
「もう別モンの車です‼️‼️」
そんなもん車が軽い!とにかく軽い!!
CVTFの交換前と交換後のアクセルの踏み方が変わります。
軽く踏んだだけで前に進もうとするんです!!
ちょっとびっくりしました。
お客さん納車したらびっくりするやろなぁ〜と思いながらワクワク。。
案の定、お客様から納車後にこんなLINEをいただきました
まさにお客さまが言う通り!!
CVTF交換後、このN-boxは別の車になったんちがうか?くらいの効果がありました。。
お客様からこの様なLINEをいただきわたくし大変嬉しいです。
K様。この度、当店のご利用ありがとうございました😊
困ったことがあればまたお声かけくださいね