◎デフヴォイス もう一つの物語 | マルサの長女

マルサの長女

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認知症の役も当事者がやるべき!
と言う時代が来るかも?

字幕の都合でセリフが短くなったりするかも?

(聞こえないと思って悪口を言われるシーン)
「ドラマではマイノリティを取り巻く厳しい現実も描かれます」
そこはマジョリティの傲慢さと言って欲しかったな。

手話って横からは読めないのかな?

「本番中に出演がない人が歩いたりしてはいけません」
ろう者の俳優は自分が音を立てているか分からない。
なるほど!びっくり

「私の義理の母は不就学でホームサインが多い。
やはり黙秘権を知らないろう者が多かった。
それ何だい?って。
脚本の内容と現実は繋がる訳です」

草彅さんは手話は初めて。
初めてやると腱鞘炎になったりするよね。

手話は抽象的な言葉が苦手。
日本語は何でも乾かせるが、手話だとドライヤーなのか天日干しなのかはっきり表現しないといけない。

草彅さんは相手を怒らせる為に指差しを多用したが、ろう者にとっては「あなた」と言う意味で失礼ではなく、特に怒る事ではない。
確かに、聴者にとっては指差されるとイラっときますね。笑

声(音)を出す演技を修正してもらうのって難しいだろうね。
多少聴こえる人もいるだろうけど。

ろう者の人にとって、話せないけど口を動かすというのは、どういう感覚なのだろう?

草彅「デフ・ヴォイスが聞こえるんですよ。
より僕も自分の役に入っていけるなって事があって」

「出演者だけでなく、裏方の仕事にもろう者・難聴者が必要だと思います」
字幕は常に表示していて良いと思いますけどね。

🍀おまけ
保育園の時に、人種的には日本人だけど全く日本語の話せない両親と日本に来たブラジル人の友達がいたのですが。
祖父母:日本産まれ、ブラジル移民
父母:ブラジル産まれ、日本転勤
子供:ブラジル産まれ、日本育ち
(これも日系3世で合ってますかね?)

やっぱり子供が一番覚えが良くて、小学校の書類や面談など全部通訳していたそうです。
でも、その子が日本語を覚えられなかったらどうなっていたのだろう?
そう言う家庭もあるのでは?

しかも外見は完全に日本人で、名前も「孫次郎」みたいな古風な名前なので(祖父母の世代が日本語名前を考えるので古いらしい笑)、話せないとは思われないんですよね。

日本にいる人が全員音声日本語を使えると思わず、少しでも想像力と配慮があれば、暮らしやすくなるのかな?

🍀おまけ2
手話狂言もどうぞ。