秋の高尾山にて R5.10.25 | nemophy photo-blog

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花などを記して残す雑記帳

高尾山のエリアでは、まだ観察をしたことのなかった秋の花が2つありました。

アケボノシュスランアケボノソウです。

ネット情報を参考にさせてもらい、10月25日(水)に探しに出かけてきました。

 

まずはアケボノシュスランです。

日影沢林道の駐車スペースに車を停めて探し始めました。

 

しばらく探すとアケボノシュスランが見つかりました。

花はほぼ終わっていて、一株だけ残り花が確認できました。

花の見頃は9月下旬から10月上旬ですね。

 

木漏れ日が差したところ。

 

左側から。

 

右側から。

 

花の正面

 

こんな場所にアケボノシュスランがあったとは、驚きでした。

数メートル離れた2地点に、小さい株を含めると20株近く確認できました。

昔からもともとこの場所に自生していたものなのでしょうか?

 

 

もう一か所咲いていそうな場所を想定していましたが、そこでは見つかりませんでした。

 

 

次はアケボノソウです。

車を移動させ、甲州街道沿いの駐車場に停め、南高尾山稜へ向かいました。

 

高尾ICの近くの道端で。

クルマバナ

 

 

 

梅ノ木平林道で。

ヤマハッカ

 

 

セキヤノアキチョウジ

 

 

 

シラネセンキュウ

 

 

三沢峠近くでアケボノソウを一株見つけました。

花冠が4裂の花だけをつけた株でした。

 

 

 

茎葉

 

 

近くで多分オニルリソウのものと思われる葉を見つけました。

 

群落となっている場所があるはずなので、登山道の脇道を下ってみました。

どんどん下っていきます。

こんなに下って何も見つからずに登り返すのは嫌だなと思いながら。

また脇に靴跡の残る細い道がありました。

ここはかなり怪しいなと思っていると後から団体さんが下りてきました。

声をおかけすると目的が同じでした。

 

私が先に行かせてもらい、その道をしばらく進むとアケボノソウの小群落が現れました。

3ヶ所くらいに分かれて小群落がありました。

草丈が1.5mもあるような立派な株もふつうにあり、心の中で賞賛の拍手をしました(チープな表現)。

 

道はしっかりしていて踏み出しを防ぐためのロープもあり、管理されている場所でした。

平日なのに、登山者が何人もやってくるので、かなり有名な場所になっているのだろうと思いました。

 

花冠裂片に2個ずつある緑色の密腺溝にアリが来ていました。

 

 

 

ホソヒラタアブが来ていました。

花粉をかじっているようでした。

 

 

鷹の彫刻

 

反対側にはフクロウ

 

 

リンドウのつぼみ

 

 

センブリ

 

 

 

 

 

 

サラシナショウマの群落

 

 

 

 

迫力のある龍の彫刻

来年の干支ですね。

 

 

展望地から雪を冠った富士山が霞んで見えました。

 

 

若い蒴果をつけたコクラン

 

 

 

大垂水峠橋を渡って学習の道へ。

 

 

センブリ

 

 

 

センブリの根生葉が多く見られました。

茎葉とは全く形が違うので過って踏まないように注意しましょう。

 

 

ヌルデの紅葉

 

 

シロヤマギク

 

 

リュウノウギク

 

ヤマホトトギス

雄しべの葯にしがみついているのは、マダラコシボソハナアブだと思います。

 

 

1号路のオブジェ

 

この日の記録は以上です。

 

目的のアケボノを冠した花2種を見ることができました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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