5月2日(土)、ムクノキの大木がある公共施設の敷地で、ケヤキの若葉をたくさんつけた枝がお辞儀していました。
ケヤキ
ニレ科ケヤキ属の落葉高木
互生してつく均整のとれた若葉がきれいでした。
本年枝は暗褐色で微毛があり、仮軸分枝によりジグザクになります。
葉の基部に見える披針形の托葉は葉の展開後まもなくすると落ちてしまいます。
葉柄は短く、葉身の基部は浅い心形。
一つ一つの鋸歯は弧を描くようにカーブして先端が尖り、葉の先端は長く伸びて尖ります。
鋸歯の先端まで主脈からカーブしながら伸びた側脈が達しています。
枝に開出してつく冬芽が一つ取り残されていました。
冬芽は、卵状円錐形で紫褐色の芽鱗に包まれています。
基部のところで折れてしまって芽吹かなかったようです。
灰白色の樹皮は、老木になると鱗片状に剥がれてまだら模様になりますが、若い木は表面が平滑で、横長の皮目が見られます。
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