三次市の渓谷にて 1 広島・島根・鳥取の花旅その14 | nemophy photo-blog

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花などを記して残す雑記帳

旅行最終日の4月21日は、三次(みよし)市の渓谷を目指して宿を出発しました。

今回、はじめての高速を走ります。

東城インターチェンジから中国自動車道に入り、途中、七塚原(ななつかはら)サービスエリアで休憩しました。

 

 

 

このサービスエリアは広島県庄原市に位置しますが、大きな島根県の観光マップが立っていました。

 

 


 今回の旅行では、島根県は東南部の山を少しかじっただけでした。また機会があれば出雲や日本海側のエリアにも訪れみたいです。

 

 

 

 

 

セグロセキレイ

 

 

 

 

トイレの軒先には定番のツバメの巣です。

 

 

 

でもちょっといつものツバメとは違うなあと思い、あとで調べるとコシアカツバメという種類のツバメであることが分かりました。


淡い褐色を帯びた白色の体下面に、褐色の細い縦縞の斑がたくさんあります。

とっくりのような形をした巣を作ることも特徴とのことで、確かにとっくりを縦に割ったような形の立派な巣ができていました。

 

 

 

名前の由来のとなった腰の部分の赤色が分かる写真は撮れていませんでした。

夏鳥として本州中部以西ではよく見られるとのことですが、もちろん私ははじめて見ることができました。

 

 

 

 

高速は、さらに西へ走って、三次東ジャンクションから松江自動車道に入って北上。

口和(くちわ)インターチェンジで下りました。

散策ポイントと考えた神之瀬峡(かんのせきょう)を目指します。


細くてときどき落石も落ちているようなヤバイ感じの林道をしばらく走りつめてからスペースを見つけてクルマを停めました。

渓谷沿いを歩いてみます。

日曜日なのに、誰とも会わないので少し不安になります。

 

 

 

 

 

 

ミヤマカタバミ

 

 

 

 


シロバナタンポポ


 

 

 

 

 

 

 

 

イチリンソウ

 

 

 

 

 

ニシキゴロモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオタチツボスミレ

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマキケマン

 

 

 

 

 

 豆果の入った鞘が数珠状にくびれます。

 


 


 ミヤマキケマンは、関西以東に分布すると書いてある図鑑を見て、広島のものはフウロケマンだけかと思っていましたが、そうではないようです。変種の関係なので、見分けるのはなかなか難しいです。


 

 

 

 

 

チャルメルソウのつぼみとヤマルリソウ

 

 

 

 

 

ヤマルリソウ

 

 

 空色から青紫色、紅紫色、白色まで。

 

 

 

 

 淡くピンク色の残った白花

 

 

 

 

 

アオイスミレ

 

 

 

 

トキワイカリソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバタネツケバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャルメルソウ

 

 

 まだ花が展開していません。

 

 

 

 

 

 

ボタンネコノメソウ

 

 


 船通山の植生に似ているように思います。これならサンインシロカネソウがあっても不思議ではありません。

 

 

 

 

 

 

ニシキゴロモ

 

 

 

 

悩ましいスミレが現れました。

 

 


 タチツボスミレの仲間であることは分かりますが、距が白色なので、オオタチツボスミレも関与しているようにも見えます。

 

 


 葉の基部が浅い心形からくさび形に近いところ、葉脈が目立たないところなどは、山陰型タチツボスミレのようでもあります。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワハコベ

 

 

 

 

サンインスミレサイシン

花は終わっていました。

 

 

 

 のんびりと歩いていたら、急にけたたましいサイレンが鳴りはじめてびっくりしました。本当に大音量です。


上流で雨が降ったとか、ダムの放水を始める合図とか、でしょうか?

上流には、高暮(こうぼ)ダムがあります。


ただその後も河川の流れに特に変化はなかったので何だったのか今でも分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島・島根・鳥取の花旅、次回で最後です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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