暗示

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高井でございます。

 

花粉飛散が話題になる時節になりました。

今年は例年より早いとか、多いとか。

花粉症で苦しんだ経験をお持ちの方は、文字を見ただけで前頭葉からの警報が細胞に危険を知らせていることでしょう。

 

私達は、いわゆる暗示を大変受け易い生き物です。

特に不都合なものマイナスなものには、簡単にかかってしまいます。

 

いつがんになりますか?との質問に、

質問返しであなたはどう思いますか、と尋ねると

―遺伝だからかな。

―ストレスが多い仕事だからかもしれない。

―食生活の乱れじゃないか。

様々な答えが返ってきます。そこで原因ではなく、

いつから がん患者になると思いますか?

こんな言い方に変えると、皆さん困ってしまうようです。

 

私が答えを求められた時は、こう答えます。

「医師から『あなたはがんです』と宣告された瞬間からです」

医師への失礼を省みず言うならば

「医師から科学の呪いをかけられた、その時からです」

 

がん宣告はご本人だけでなく、ご家族様にも大変な衝撃です。

意外かもしれませんが、私のこの答えはショックを和らげる効果があります。

目に輝きが戻り、呪いを解くぞとばかりに元気になる方もいらっしゃいました。

 

暗示を受け易い習性を、逆手に取ってみませんか。

楽観的・主観的な考え方で自己暗示をかけ「成るように成る」と開き直るのは、魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)している今の時代には、実に役に立つ対処法だと思いますが。

 

実るほど

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高井でございます。

 

昨日、亥年の変換期のことを書いていたら、遠い少年の時代が蘇って参りました。

 

私がもらわれていった家には、養父・養母・養祖父・養祖母がおりました。

皆恩人ではあるのですが特に養祖母のヤスおばあちゃんは、血縁の無い私を無条件に愛してくれ、私が悪さをしても

「よしおは知恵が付いてきたね。だから色んな事に不満が出て来てバクハツしちゃうんだね。でもね、もっともっと良い知恵が付くと不満は消えてしまうよ。

実るほど頭を垂れる稲穂かなって言葉をしっかり覚えておくんだよ。よしおに良い知恵がいっぱい実りますように・・・」と、頭を撫でてくれました。

ヤスおばあちゃんが居なければ、今の私は無かったと思います。

「謙虚」を教えてくれたおばあちゃんは、67才で他界しました。私は小学5年生でした。

 

私は、あの時のおばあちゃんの年齢を越しました。

「謙虚」の大切さを理解するのに、ずい分長い時間が掛かってしまいました。

おばあちゃん、本当にごめんなさい。

この年になっても、お金も地位もほとんど実らせないでいるけど、世間様から賜った真心のおかげで、少しだけ「心」を実らすことは出来た気がします。

 

でもね、忘れてないよ・・・

 

実るほど頭を垂れる稲穂かな だよね。

おばあちゃん、よしおはこれからもこの言葉を大切にしながら頑張って生きて行くね。

恩返しは、まだまだできていないから。

 

 

 

 

亥年の覚悟

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高井でございます。

 

1月も半ばになりました。

先週のブログでも書きましたが、

亥年は変換期。

次の始まりに向けてエネルギーを蓄える年、

覚悟を以って準備する年と言われています。

 

関東大震災・伊勢湾台風・三宅島大噴火・

日本海中部地震・阪神淡路大震災。

江戸時代までさかのぼれば

宝永大震災(日本最大の被害死者2万人)・

富士山噴火(宝永大噴火)、すべて亥年に

起きた自然災害です。

この事実を知ると

「覚悟を以って準備する」この言葉の意味が

現実味を帯びてきますが、だからと言って

怯えていても起きるときは起きます。

準備だけは万端に、開き直って忘れて

しまったほうが、精神的には楽でしょう。

さあ、平成最後の亥年は如何なる1年に

なるのでしょうか?

 

私はといえば、明日この世が終わるとしても

花に水をやり縁ある人と共に、悔いのない

一日を過ごしたい。そう思います。

 

祝・成人

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高井でございます。

 

昨日は成人の日でした。

新成人の皆様おめでとうございます。

着物姿の女性はやはり素敵です。

 

はるか昔、私自身は仕事で式に出ることは

叶いませんでした。

ラジオから流れる「青年の主張」を聴いて、

「私も頑張ろう!」と心を新たにしたことが

思い出されます。

 

この時期、毎年のように「荒れる成人式」と

銘打って、マスコミやネットが取り上げて

います。わずか数人のやんちゃな青年を以て

「荒れる」とは、視聴者の気を引こうとする

記者の意図が見えて不快な気持ちになります。

 

今朝のTVで親御さんが成人したお嬢さん

サプライズで手紙の朗読をされていました。

「難産で仮死状態だった貴女。

頑張って生きてくれてありがとう!

生まれて来てくれてありがとう!

私達に育てさせてくれてありがとう!」

その言葉に、お嬢さんも涙して親御さんに

感謝を伝えていました。

 

同じように大多数の若者と親御さん達には、

それぞれの苦悩を乗り越えてこの日を迎えた

感動があるでしょう。

「荒れる成人式」などと煽って、若者の大切

日を汚さないでください。

ほんの一部の青年の、子供っぽい行動に

過ぎないのですから。

我々大人の責務は、美しく輝かしい若者達が

創る、希望ある未来を応援することです。

 

仕事を休めなかったり、病床であったり、

経済・家庭の問題から、晴れ着で式に出られ

なかった君達にも、成人を迎えてくれた事へ

感謝と祝福を捧げます。おめでとう!!

 

青天なれ

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高井でございます。

 

今日1月11日、24回目の誕生日を迎えた若者がいます。

縁を持った時、彼はまだ小学生でした。

元々は明るく活発だった彼が「いじめ」により心を

閉ざし、楽しいはずの10代を苦難・苦悩の中で

生きてきました。

肉体的なことであれば医療の進歩の恩恵を受ける

こともできますが、見えない「心」の問題は現代の

科学を以ても如何ともしがたいものがあります。

 

人を恐れ、不登校・引きこもりになっても

「このまま終わりたくない」

「ここから抜け出したい」

突破口を探してもがくも、どうにも道を見つけられない

自分自身に怒り、いつも苛立っていました。

その後数年間、安定と不安定を繰り返しながらも、

彼は諦めることなく挑戦し続けました。

現在、やっと居場所を見つけ懸命に働いています。

家族の根気強い愛情や世間様の支援があっての上

ではありますが、なにより彼自身が運命の試練に

耐え、生きる気力を持ち続けられたこと。

それが今の姿を作っているのだと確信しています。

 

親子関係が変化し、家族間の悲惨な事件が

信じられないほど数多く報道されています。

心が不安定な子供達がたくさんいます。

これは大人が金銭や権力を得る為に無軌道に行動した

結果だとしたら、私達はとんでもなく大きな代償を

払っているという事にそろそろ気が付かねば

なりません。

 

今年は亥年。

十二支の最後なので終わりの意味もありますが、

今までの成長・進化に一区切りを付け、新たな始まりに

向けて準備する、心を定める年です。

辛いことも多いでしょうが、未来を託す子供達の為に、

にこにこ笑って命懸けの人生に同行してください。

 

子供達の笑顔がないところには

絶対に平和は存在しないのですから。