飢餓の苦しみ
高井の思い「世界で約 23 億人が中程度または重度の食糧不足に陥り、9 億 2,400 万人近く(世界人口の 11.7 % ) が深刻なレベルの食糧不安に直面している」(2021年調べ)ある国のレストラン、裏口には連日食べ物を求めてたくさんの人が列をなします。なぜ裏口かと言うと、並んでいるのは貧しい人達。レストランのスタッフが、お客さんの残した食べ物を彼らに分け与えるからです。賛否両論あるでしょうが、この国では許されている日常です。方法は違っても、世界中が飢餓について真剣に取り組んでいけたら、多くの人が救われるでしょうね。脳心理学の方曰く、美しい景色が人にもたらす心理は2つあり、ひとつは単純に「美しいな」と感じる気持ち。もうひとつは「苦しむ人を救いたい」という気持ち、だそうです。是非、医師は病人と一緒に美しい景色を見て欲しいと思いました。経済至上主義の現在は、自分が生き残ることに精一杯で、命の神秘を点で観るようになってしまいがちですが、果てしない宇宙の美しさを大きな心で眺めれば、自分の中に不思議な変化が訪れることを信じてみませんか。