会長の3110です。
じゃあ前回に続き、《ラストシーンランキング・衝撃編》の10位から1位までを書いていきます。
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
※画像をお借りしています
※一応ネタバレ注意
〔10位〕 阿蘇山 『空の大怪獣ラドン』(第15回)
本来ならば、2匹のうち1匹のみマグマに飲まれ、もう1匹は阿蘇山の上を飛び回るラストになる予定だったのですが、ラドンを吊っていたピアノ線が切れ、2匹が被さる形になりました。
まあ失敗なんですが、ドラマチックなシーンに仕上がったので、それを採用したんだとか。
1955年とは思えない迫力のあるシーンなので、見応えあります。
エイリアンに狂わされ続けたリプリーの人生は、本人の手によって終焉を迎えます。
1作目から2作目はともかく、2作目から3作目、3作目から4作目と観ていくと、リプリーの人生壮絶すぎますね。
〔8位〕 心臓 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(第137回)
金子監督作品というだけあって、ホラー味溢れる映画となっています。
すべて終わったと思いきや、最後に待っていたのは不穏なラストシーン。
海底に響く心音、そのまま始まるエンディング。
ミレニアムシリーズでもかなり好きなラストシーンです。
〔7位〕 カイザー・ソゼ 『ユージュアル・サスペクツ』
事件を陰から操っていた人物、カイザー・ソゼ。
謎に包まれたその人物の正体に気がついた捜査官のクイトンだったが、彼が外に出た時にはもう、誰もいなかった。
これ、なかなかすごいラストでしたね。散りばめられた伏線を最後の数分で一気に回収してしまうとは。
〔6位〕 憤怒 『セブン』(第129回)
七つの大罪になぞらえて行われた連続殺人。
残った嫉妬,憤怒の2つは、サマセットやミルズが予想しない形で実行されることに。
非常に後味が悪く、デヴィッド・フィンチャー監督の色に合ったラストシーンです。
〔5位〕 また会いましょう 『博士の異常な愛情』(第18回)
この作品、今公開したらいろいろと問題になるでしょうなあ。
ヤバいシーンはいくつもあるのですが、そんな中でも一番ヤバいのはラストシーン。
結末もさることながら、高々と腕を掲げるストレンジラヴ博士、エンディングの映像もヤバいです。
ストレンジラヴ博士の怪演は、ピーター・セラーズがアドリブをぶちこみまくったらしく、後ろの役者さんが耐えられず笑っちゃっています。
セラーズの怪演は一見の価値ありです。
〔4位〕 ノーマン 『サイコ』(第134回)
これも凄まじい映画ですね。
怖さだけでいえば、間違いなくヒッチコックで一,二を争う作品でしょう。
終盤、やや長めの解説シーンが入り、それまで恐怖に満ち満ちていた作品の雰囲気が止まります。
からの、最後で最も怖いシーンをぶっ込むのがヒッチコックです。
〔3位〕 鳥 『鳥』(第132回)
鳥、としか形容できない印象的すぎるラストシーン。
エンディングはおろか、「The End」すら表示されません。
鳥の鳴き声だけが響きわたり、静かに画面が暗転、そのまま映画は終了します。
これ映画館で観たかったなー。「午前十時の映画祭」でやってくれないかなー。
〔2位〕 尻尾 『シン・ゴジラ』(第95回)
いやー、これ初めて観た時は鳥肌ヤバかったですよ。
間違いなく、シリーズで最も衝撃的なラストシーンです。
全編通して衝撃に次ぐ衝撃で進行してきたのに、最後の最後でそれらを吹っ飛ばす映像をぶち込んできましたよ。
油断ならないな、庵野秀明。
〔1位〕 手 『キャリー』(第124回)
というわけで、1位はこちら。
やっぱり、ラストシーンの印象で言えば『キャリー』ですかねぇ。
神秘的な場面からの凄まじい落差です。BGMもいい仕事してる。
ホラー映画なんで最後に何かあるんだろうとも思いましたが、唐突すぎて本当にビックリですよ。
このラストシーン、原作者のスティーヴン・キングも気に入ったそうな。
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
以上です。いかがだったでしょうか。
10位~1位は、20位~11位に比べると皆さんが思い浮かべるシーンが多かったのではないでしょうか。
皆さんのお気に入りのラストシーンは何位だったでしょうか。
楽しんでいただけたなら幸いです。
続く……近いうちにまたランキングやろうかな